UQコミュニケーションズは、都営地下鉄大江戸線におけるWiMAX 2+エリア整備が完了したことを発表。新たにエリア整備が完了した大江戸線のエリア整備完了に伴い、都営地下鉄線全線(都営浅草線、三田線、新宿線、大江戸線)でWiMAX 2+が利用可能となった。
■地下鉄 大江戸線駅でWiMAX 2+が利用可能に
UQコミュニケーションズのお知らせは以下にて。
このたび、大江戸線でのエリア整備が完了したことから、都営地下鉄全線(注1)において、WiMAX 2+対応のルーターやスマートフォンなどで、より高速なインターネット通信がご利用いただけるようになりました。
なお、都営地下鉄の駅のうち三田線の白金高輪駅-目黒駅間は今回のエリア化に含まれていない。
■WiMAX 2+のエリア化
2015年7月10日 – 浅草線19駅よりサービス提供開始
2015年9月11日 – 三田線エリア整備完了
2015年11月27日 – 浅草線、新宿線エリア整備完了
2016年3月14日 – 大江戸線エリア整備完了
WiMAX 2+の地下鉄エリア化は、初代WiMAXサービスと同じく駅ホームの両端に、隣の駅に向けて電波を発射する方式であるため、駅と駅の間のトンネル区間などでは電波が悪くなったりすることがある点は注意。
WiMAX 2+は「駅ホームとその近辺」では快適に通信ができるものの、トンネル区間では通信速度が低下したり圏外になったりすることがあるので、地下鉄移動中の通信手段としては「駅ホームで高速なデータ通信が必要な際に使う」という感じ。(これはこれで、使い方次第で役立つのだけれども)