Galaxy Note7の交換で台湾渡航、当日に交換プログラムが終了する悲劇に

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台湾で購入したGalaxy Note7を現地で交換しようと台湾へ渡航したものの、台湾に到着したまさにその日、サムスンが全世界でGalaxy Note7の販売停止および安全対策済み品との交換プログラムに関しても新規受付を中止することを発表。

さらに、既存のGalaxy Note7ユーザにはGalaxy Note7が安全対策済みの製品であるかどうかを問わずに、電源を切って使用をしないように要請、Galaxy Note7以外の製品との交換を要請するなどの措置が発表された。

■台湾の販売店でモック展示となるGalaxy Note7
台湾の販売店でモック展示となるGalaxy Note7

サムスン電子のグローバルサイト(英語)に掲載されたGalaxy Note7の販売中止・交換中止などの声明は以下。

Samsung will ask all global partners to stop sales and exchanges of Galaxy Note7 while further investigation takes place – Samsung Global Newsroom

10月11日(火)の午後のフライトで東京→台湾へと移動する前にこのニュースを耳にしていたので、台湾に出発する前の時点で交換対応は絶望的。と考えていたけれど、その思いにトドメを刺したのは、飛行機が台湾に到着して一番最初に目にしたTwitterのツイート。

ツイートは台北在住の@monosquさんによるもので、台湾でもGalaxy Note7の交換が停止されたことを知らせる内容だった。

今回の台湾滞在は、Galaxy Note7の交換が主目的だったので、飛行機を降りる前の段階で目的の達成が困難であることが確定的と言える状態になってしまったけれど、返金対応ぐらいはしてもらえるだろう。と言う微かな希望を胸に台北市内へと移動。

■國光客運のバス 1819系で台北市内へと移動
國光客運のバス 1819系で台北市内へと移動

最初に訪問したのは、台湾サムスンのGalaxy Note7交換プログラム「安心換機方案」にて交換用のGalaxy Note7が届けられた台灣大哥大(台湾の通信事業者)のお店。
※交換用のGalaxy Note7が届けられるショップは、Galaxy Note7の購入元によって異なる。

■台灣大哥大のショップで交換・返金を申し込んでみた
台灣大哥大のショップで交換・返金を申し込んでみた

ちなみに、お店を訪問する直前の段階ではGalaxy Note7の交換プログラム「安心換機方案」のステータスで、交換用のGalaxy Note7がショップに届いていることが確認できていた上、少なくともステータス確認のページの上には、交換受付が終了したことは記載されていなかった。
→その後、交換プログラム自体が世界中で受付中止となったことで「安心換機方案」へのリンク自体が削除されていた。

■安心換機方案 – ステータス確認
交換用のGalaxy Note7が到着

しかしながら、返金については「台灣大哥大のお店の購入証明(レシート)が必要」また、交換対応については11日(火)からサムスンが受付を中止していることによって受付が不可能であると案内され、代替案としてGalaxy Note5やGalaxy S7 edgeとの交換を提案された。
※この対応は、台湾サムスンがGalaxy Note7の交換に代わり行っている対応。

これらの機種と交換する場合、機種代金の差額 + 3,000台湾ドルが進呈されるとのこと。ただし、Galaxy Note5およびS7 edgeに関してはどちらも既に所有しているのでこの提案はお断りすることに。(その場で機種が交換されるのかなど、詳しくい条件については確認していない)

続いて訪問したのは、2015年にオープンした三創數位生活園區にあるSamsungの公式ストア。こちらで返金が可能か聞いてみたところ、このショップ(Samsung公式ストア)で販売されたものでないと、返金は受付できないと説明された。

■三創數位生活園區のSamsungストアでも返金不可
三創數位生活園區のSamsungストアでも返金不可

Samsungストアのスタッフによると「購入した店で返金ができるかもしれない」とのことだったので、三創數位生活園區のすぐ隣にある光華商場のショップ(Galaxy Note7を購入したお店)に行って返金ができるか確認してみたところ、こちらのショップでも返金対応はすぐには行えないと説明された。

■光華商場のショップ(Galaxy Note7はここで購入した)
光華商場のショップ(Galaxy Note7はここで購入した)

そんなわけで、安心換機方案によって交換受付店舗として表示された台灣大哥大、台北市内のSamsung公式ストア、Galaxy Note7の販売店の3店舗を訪問してみたものの、いずれの店舗でもGalaxy Note7を交換・返金することができなかった。

Galaxy Note7の交換目的で台湾を訪問するのはこれで2回目で、前回は交換申請に必要な手続を誤っていたために正常に交換することができなかった。今回は、交換のための申請を事前に終えるなど、事前の準備を済ませていたため交換ができるものと思っていたけれど、結果的には交換・返金のどちらもできなかった。

台湾での交換・返金受付がされなかったことは想定していなかったけれど、そんな中での唯一の救いは、サムスン電子ジャパンが受付している返金対応。サムスン電子ジャパンの返金対応は、リコール対象のGalaxy Note7であれば返金受付が行われているため、今後はサムスン電子ジャパンに返金対応をお願いする方向。

サムスン電子ジャパンの返金受付に関しては以下エントリにて。
Samsung、海外で販売されたGalaxy Note7の返金対応を日本でも開始 – 輸入品や現地購入品も返金ok | shimajiro@mobiler

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