Huawei×モバイルプリンス「モバイルプリンスのファーウェイ王国ファンミーティング」レポート。レポート第三弾はHUAWEI JAPANの担当者の方によるMateBook紹介の中から気になった内容をお届け。
■モバイルプリンスのファーウェイ王国ファンミーティング@福岡
■HUAWEIの2in1 PC「MateBook」
MateBookの製品紹介の前に「なぜスマホメーカーのHuaweiが2in1のPCを作ったのか?」その理由として、スマートフォン・ウェアラブル・タブレットなどスマートデバイスの活用が進むなかで「モバイルPCが進化しない」ことが課題として挙げられた。
国内市場を見ても、国内のシェアトップ3のPC出荷台数が落ち込んでおり、「ユーザにあった製品が発売されにくくなっている」ことを課題として紹介。
■国内シェアトップ3社のPC出荷台数が落ち込んでいる
※IDC調べ
■HUAWEIが考えるこれまでのポータブル端末(PC)の短所
HUAWEIが考える「ポータブル端末(PC)の短所」として、
・重い
・見た目が悪い
・駆動時間が短い
・故障が多い
の4点が挙げられた。
日本を含む6か国で1,800人のビジネスユーザを対象に行ったアンケートを分析(一部、非公開スライドあり)、ポータブルPCに求められる要素として以下の3点を挙げ、MateBookは「スマホメーカーが作ったマジなパソコン」と紹介。
・スタイリッシュデザイン
・卓越したモビリティ
・スキマ時間の有効活用
続いて、MateBookの製品紹介。
■モバイルデバイスの強みを活かしたデザイン/加工/技術/性能と使い心地
MateBookの本体カラーはグレー、ゴールドの2パターン。キーボードカバーは4色。
■MateBookの本体カラーはグレー、ゴールドの2パターン、キーボードカバーは4色
■12インチIPSディスプレイ採用
■ディスプレイは10mm狭額縁、本体の厚さは6.9mm
■大容量リチウムバッテリー搭載、HUAWEI独自の節電技術採用
■約110g、持ち運びし易い小型・軽量のチャージャー
MateBookの充電器は、重さ約110gの小型・軽量なチャージャーで、スマートフォン・タブレットなどの充電器と変わらないサイズ・重さ。
旅行・出張中でも重さやサイズを気にする事無く携行できるのは、ノートパソコンを出張時に携行するビジネスユーザにとっては大きな魅力と言える。
MateBookのプレゼンテーションの中では特に紹介されることが無かったけれど、MateBookの充電端子はUSB Type-C端子が使用されているため、USB Type-CのPower Deliveryに対応しているUSB充電アダプタであれば、MateBookを問題無く充電することが可能。(ただし、充電周りは純正品を使った方が無難ではある。)
■熱伝導を考慮した設計により、ファンレスながら高パフォーマンスを発揮
■ラップトップ(ノート)PCと同等の消費電力で、デスクトップPC並の処理能力を発揮
■タッチパッドは5点マルチタッチ対応、防滴仕様キーボード
■キータッチへのこだわり
■MatePen「ペンを超えたペン」
MatePenは、MateBookでメモや絵を描くのに使用できるほか、プレゼンテーションの際にはレーザーポインターとしても利用できる。また、各キーをダブルクリック・または同時押しすることで、Mate Penからページアップ/ページダウンや画面キャプチャなどを行うことも可能。
■Mate Penの各キーを使った操作も可能
■世界初、指紋センサーでのロック解除に対応
本体側面に搭載された指紋センサーでのロック解除に対応するため、従来のパスワード入力でのロック解除と比べて非常にカンタンにロック解除が行える。
■機能拡張用の「MateDock」
MateDockに搭載されている端子類は以下。
・USB 3.0対応ポート * 2
・USB Type-Cコネクタ(充電専用) * 1
・HDMI * 1
・VGA *1
・有線LAN (Gigabit Ethernet)
上記以外に、USB-C ↔ micor USB変換ケーブル、micro USB ↔ USB Aアダプタが同梱されている。(MateDock自体は別売り)
■MateBookモバイル通信展示会で受賞多数
■MateBookのラインナップ:最安モデルは69,800円より
■純正アクセサリ一覧
キーボード・MateDockはそれぞれブラウン/ブラック/ベージュ/オレンジの4カラー。
キーボードとMateDockはカラーが揃えられているため、同じカラーセットを購入すると自然。
■MateBook 製品仕様
■製品サポートにも注力
本体だけではなく、付属品やアクセサリについても保証期間は1年間対応。また、製品の初期不要や故障発生時には先に問題の無い製品を宅急便などで受取した後、故障した製品を修理用に送るフローとなるため、初期不良や故障によるダウンタイムを短縮することができる。
以上、HUAWEI JAPANの担当者の方によるMateBookの紹介。
MateBookを実際に使ってみて「ここが良かった・イマイチだった」という点については、モバイルプリンスとGAPSIS編集長長田さんのセッションにて紹介されるので、追ってご紹介の予定。