ドコモは、「カケホーダイ&パケあえる」の基本プランとして、二年契約で月額料金が980円からとなる「シンプルプラン」を発表。
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タブレット・モバイルWi-Fiルータでは申込不可、指定外デバイス利用料の対象に
シンプルプランは、XiスマートフォンまたはVoLTE対応ケータイ向けのプランとなっているため、利用中の機種がFOMAケータイ・タブレット・モバイルWi-Fiルータの場合は申込することができない。
プラン申込の可否は、ドコモショップなどのドコモ取扱い店にて購入した機種がシンプルプランの申込に対応する機種(XiスマートフォンまたはVoLTE対応ケータイ)であれば申込が可能になる。
仮に、シンプルプランで契約中のSIMカードを、Xi対応スマートフォンまたはVoLTE対応ケータイ以外の機種で利用する場合、通信サービスを利用すること自体はできるものの、データプラン(ルーター)でタブレットを利用した場合のように「指定外デバイス利用料」が発生する。
このため、例えば本来は「データプラン(ルーター)」向けのモバイルWi-Fiルータを、シンプルプラン契約のSIMカードを挿して利用すると、シンプルプランとデータプラン(ルーター)の料金差額である220円が指定外デバイス利用料として加算されるため、「シンプルプラン契約のSIMカードをモバイルWi-Fiルータやタブレットで使って通信料節約」には使えない。
指定外デイバス利用料の詳細については、以下PDFにて確認可能。
※4月27日時点では、シンプルプランに関する記載はない。恐らく後日記載されるものと思われる。
月々サポートは満額適用される?
ドコモは、パケットパック(小容量)を契約中は、月々サポートによる割引を432円/月減額する施策を2017年4月3日まで行っており、契約するパケット定額オプションによって月々サポートによる割引を減額していた。この施策は4月4日以降の機種購入では廃止され、契約するパケットパックの種類に関係無く、月々サポートは満額適用されるようになっている。
パケット通信量の少ないパケットパック、シェアパック契約者向けの月々サポートの減額は、カケホーダイ、カケホーダイライトプランなどの基本プランとは関係無く、パケットパック・シェアパックの容量に準じて適用されたため、新たに提供される「シンプルプラン」が月々サポートの減額対象となることは考えにくい。
※パケット容量に応じた減額も、最近廃止されたばかりだし…。
端末購入サポートは適用される?
その他、割引関連で気になるのは「端末購入サポート」が適用されるかどうか。
ドコモの端末購入サポートは、指定の基本プラン+パケット定額プラン(パケットパックまたはシェアオプション)を契約することで割引が適用可能となっており、ざっくりと言えば「何らかのパケット定額プランを契約していれば割引は適用可能」という感じ。
このため、シンプルプランの月額料金が980円(二年契約時)と割安だからと言って、端末購入サポートが適用外となることは考えにくく、おそらくプラン提供が開始された後は問題無く端末購入サポートの適用対象になるものと思う。
ただし、仮にシンプルプランが端末購入サポートの対象外プランとなった場合、シンプルプランへのプラン変更が端末購入サポートの違約金発生条件にあたり、割引額の半額が解除料(割引額返還)として発生するため、端末購入サポートの規定利用期間(端末購入から約1年2カ月)中で、なおかつシンプルプランへの変更を考えている場合は注意が必要。
ドコモオンラインショップは以下にて。