スマートフォンでWebサイトを閲覧していると、いわゆる悪質な広告を目にする機会が増えてきた。
最近目にする機会が多いのは、「システムを更新してください」的な趣旨のものと、「ウィルス感染しました」系の広告。もちろん、これらの広告が表示されるのは、実際にシステムアップデートが必要であったり、ウィルス感染している事実とは無関係。
■システムのアップデートを促す広告
■「ウィルス感染しました」系の広告
この種の広告は、広告バナーなどをタップしなくてもWebサイト閲覧中に突然表示される上に、「戻る」キーによって戻る操作をしても、閲覧していたWebサイトに戻ることができない。(iOSでの挙動は未確認のため不明)
実際に、上記の画面キャプチャは、意図せず広告が表示されたために「戻る」キーを押したものの、元のWebサイトに戻ることなく勝手に画面が切り替わってしまい、いったんブラウザをアプリケーションごと終了する必要があった。
当然ながら、もともと閲覧していたWebサイトに戻ろうという気にはならず、逆に「このサイトは見ない」と決意することに。
→補足をしておくと、フェイクニュースなどなどを配信するいわゆる「品の無いWebサイト」を見ていたわけではなく、割と大手のニュースサイト閲覧中に表示された。というのも、割とガッカリした理由。