ドコモは、訪日外国人および短期滞在の日本人向けに提供している「Japan Welcome SIM」に、SIM認証によるWi-Fi接続機能を追加。
全国約10万カ所で使える「docomo Wi-Fi」のうち、「0001docomo」のSSIDでサービスを提供するエリアで、SIM認証によるWi-Fi接続が利用可能となる。これに伴い、2018年10月9日よりサービス名称を「Japan Welcome SIM & Wi-Fi」にリニューアルしている。
ドコモの発表内容は以下にて。
報道発表資料 : (お知らせ)訪日外国人向けプリペイドSIMサービス「Japan Welcome SIM」にWi-Fi接続機能を追加 | お知らせ | NTTドコモ
株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、現在提供中の訪日外国人向けプリペイドSIMサービス「Japan Welcome SIM®」にSIM認証によるWi-Fi接続機能を追加し、「Japan Welcome SIM & Wi-FiTM(以下、本SIM)」と名称の変更を行い、本日2018年10月9日(火曜)より提供いたします。
「Japan Welcome SIM」のWi-Fi利用概要
■提供開始日
2018年10月9日
■SIM認証対応エリア
docomo Wi-FiのうちSSID「0001docomo」を提供するエリア
■料金プラン(高速データ容量)
Plan 0:0円(100MB)※SIM配布場所限定
Plan S:1,080円(0MB)
Plam M:1,836円(600MB)
Plan L:2,376円(1.2GB)
Plan XL:3,024円(2.0GB)
■追加チャージ
100MB:216円
500MB:756円
1GB:1,296円
■利用可能期間
15日間→20日間
※キャンペーンで延長
■Wi-Fi利用可能エリア
SSID:0001docomoが利用できるエリア
■Wi-Fi自動接続(SIM認証)対応デバイス
EAP-AKA認証によるWi-Fi接続に対応するスマートフォン、タブレット
ドコモは、「Japan Welcome SIM & Wi-Fi」におけるサービス比較として、日本の無料W-Fiは「認証が手間、セキュリティが不安、数が少ない」という3つの課題があるとし、「Japan Welcome SIM & Wi-Fi」では、これらの手間を省けるとしている。
■日本の無料Wi-Fiとの比較
ドコモの「SIM認証」は、ドコモが発行するSIMカードを用いて、「0001docomo」のSSIDにて提供される「docoo Wi-Fi」のエリアで、認証手続なしにWi-Fi接続を利用できるサービス。
通常、公衆無線LAN(公衆Wi-Fi)サービスは何らかの形でID・パスワードによる認証が必要なところ、docomo Wi-FiのSIM認証に関してはID・パスワードなどを入力することなく、Wi-Fi接続を利用できる。
ドコモの発売する機種では、2013-2014冬春モデル以降のスマートフォン、2016年冬モデル以降のドコモケータイ、iPhone・iPad、ドコモ らくらくホンが対応している。
なお、Appleの最新モデル「iPhone XS」では、0001docomoへのログイン時に、SIM認証を使った自動ログインがうまく動作しなかった。というレポートがITmediaの記事で紹介されている。(回避方法は存在する模様)
iPhone XSで「docomo Wi-Fi」につながらなかった件 – ITmedia Mobile
(Wi-Fi利用が可能になる前に)Japan Welcome SIMを利用した際のエントリは以下にて。
日本人でもok!広告閲覧でデータ通信料が無料のプリペイドSIM「Japan Welcome SIM」を試す
ドコモの「Japan Welcome SIM」のWebサイトは以下にて。
Japan Welcome SIM & Wi-Fi