LCCと「13府県ふっこう周遊割」を組み合わせて格安旅行してみた

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LCCと「13府県ふっこう周遊割」を組み合わせた格安旅行をしてみた。

「13府県ふっこう周遊割」は、2018年に発生した西日本地方の豪雨被害の復興を支援する目的で実施される事業で、京都府(京都市を除く)、兵庫県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県の13府県が対象。これらの府県に連続して2泊以上する場合、1人1泊あたり4,000円〜6,000円の割引が適用される。(割引額は府/県によって異なる)

割引の適用方法は、旅行会社にて割引が適用済みの商品を購入するか、助成対象の13府県の宿泊施設に「宿泊証明書」を記入してもらった上で、必要となる申請書類を自ら用意する方法の2パターンがある。

旅行に出発する時点で割引が適用されることが確実な「割引適用済みの旅行商品(ツアーまたはホテル)を予約する」方が簡単かつ確実ではあるけれど、残念ながら割引済み商品は豊富に用意されているとは言い難く、選択肢が限られるのが難点。

反面、「必要となる申請書類を自ら用意」するパターンでは、必要書類の記入・郵送する手間が煩わしく、旅行時点では割引が適用されるかが確実ではない。というデメリットがある。
※申請書類の記入方法や提出ルールはやや複雑な印象。特に複数エリアに跨がった旅行をする場合は複雑だった。

また、宿泊施設に記入してもらう「宿泊証明書」は、宿泊する時点で書類をプリントアウトして持参する必要があるのでお忘れ無く。
→書類記入には少々時間がかかるので、チェックイン時に記入を依頼しておいて、チェックアウト時に書類受取がスムーズかと思う。

■提出書類に含まれる「宿泊証明書」
宿泊施設に記入してもらう申請書類

即日完売が続いている「北海道ふっこう割」と事なり、西日本エリアの「13府県ふっこう周遊割」の利用は低調で、

・異なる2つ以上の府県に2泊以上→同一府県でも2泊以上ならok
・有効期限が2018年11月末まで→2019年1月末までに延長

と、適用条件や適用期間のルールが緩和されている。それでも、京都府における申請状況は2018年11月上旬の時点で予算の1%程度(関連エントリ)と報じられるなど、基本的に多くの県で予算が余っている模様。

■13府県ふっこう周遊割(残り予算)
13府県ふっこう周遊割(残り予算)

今回は、東京→福岡(福岡泊)、福岡→関空(神戸泊)、新大阪→東京(新幹線)の行程で、LCC移動と組み合わせて「13府県ふっこう周遊割」の申請をしてみた。(2018年11月12日時点で申請中)

■成田→福岡をPeachで移動
成田→福岡をPeachで移動

■福岡→関空をジェットスターで移動
福岡→関空はジェットスターで

「13府県ふっこう周遊割」は、宿泊するエリアが助成対象の13府県であれば、交通手段に関する制限は特に設定されていない。LCCを含む航空機での移動のほか、新幹線や鉄道、自動車・自転車など幅広い移動手段で割引を適用できる。(適用条件を満たし、予算に空きがあれば…。)

参考までに「13府県ふっこう周遊割」の対象エリアおよび、就航しているLCC路線の一覧は以下。

13府県ふっこう周遊割」と、各府県のLCC路線

対象県 助成金 LCC路線(国内線)
岡山県 6,000円/1泊 なし
広島県 6,000円/1泊 春秋航空日本:成田-広島
愛媛県 6,000円/1泊 ジェットスター:成田-松山
Peach:関空-松山
岐阜県 4000円/1泊 なし
京都府 4,000円/1泊 なし
兵庫県 4,000円/1泊 なし
鳥取県 4,000円/1泊 なし
島根県 4,000円/1泊 なし
徳島県 4,000円/1泊 なし
香川県 4,000円/1泊 ジェットスター:成田-高松
Peach:関空-高松
高知県 4,000円/1泊 ジェットスター:成田-高知、関空-高知
山口県 4,000円/1泊 なし
福岡県 4,000円/1泊 ジェットスター:成田-福岡、名古屋-福岡、関空-福岡
Peach:成田-福岡、関空-福岡、那覇-福岡、新千歳-福岡

「13府県ふっこう周遊割」の助成金を適用したツアーの販売ページは以下にて。
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