京都府の「13府県ふっこう周遊割」が低調、申請手続きが煩雑&「京都市内は対象外」が影響か

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京都新聞は、平成30年7月豪雨観光支援事業費補助金を活用した、西日本地域13府県への宿泊が1泊あたり4,000円〜6,000円割引される「13府県ふっこう周遊割」の利用が低調であることを明らかに。

京都新聞のWebサイトでのニュースは以下。

豪雨被災地「ふっこう周遊割」低迷 京都での利用1%のみ : 京都新聞

西日本豪雨で被災した13府県が連泊客を誘致するために実施している「ふっこう周遊割」の利用が低迷している。京都府内での利用は想定の1%にとどまるなど大半の府県で予算が余っている状況だ。利用を増やすため、参加府県が期間を来年1月末まで2カ月延長したほか、京都府は独自に府内の指定宿泊施設で申請手続きを不要にした。

13府県ふっこう周遊割は、即日完売の大人気となる「北海道ふっこう割」と事なり、割引が適用済みの商品を旅行会社にて予約する場合を除いて、原則として自ら申請書類を記入して申請手続きを行う必要がある。

■宿泊施設に記入してもらう申請書類
宿泊施設に記入してもらう申請書類
※申請中のため、記載内容に問題が無いかは不明。

さらに、適用可能な最低宿泊日数が「最低2泊以上」のルールがあり、週末の土日だけの旅行では割引が適用できない点もネック。
→従来は、複数の府県を跨いで移動する必要があっものの、その点についてはルールが緩和され「対象の13府県に連続して2泊以上」となった。

また、京都府の対象エリアは「京都市以外」となっており、観光客の大半が宿泊を希望するであろう、京都市の宿泊では割引が適用できないルールが設定されている。
※対象13府県の中で、対象外エリアを設定しているのは京都府のみ。

実際に、京都府の宿泊を含めた「13府県ふっこう周遊割」が適用できる旅行を検討してみたけれど、「京都市以外」というルールがなかなか厳しく、

京都府以外の他府県も予算は割と余っており、11月8日時点で残り予算20%未満となっているのは広島県と愛媛県のみ。これに加えて兵庫県が40%未満となる以外には、全ての府県で残りの予算が40%以上となっている。

■13府県ふっこう周遊割(残り予算)
13府県ふっこう周遊割(残り予算)

13府県ふっこう周遊割は、前掲の通り「異なる府県に連続して2泊以上」というルールを「対象府県に連続して2泊以上」に緩和したほか、適用期限を2018年11月末→2019年1月末に延長するなど、ルール緩和&期間延長を実施しており、多くの府県で想定を下回る利用となっている模様。

13府県ふっこう周遊割の対象商品は、「るるぶトラベル」などでオンライン販売されているので、書類の記入・提出が面倒…。という方はこちらを活用するのもあり。

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