据置型WiMAX 2+ルーター新モデル「HOME 02」40%小型化してWi-Fi強化・シリーズ初のAlexa対応も

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UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+対応の据置型Wi-Fiルーター「WiMAX HOME 02」を発表、2020年1月下旬に発売する。UQコミュニケーションズ直販オンラインストア「UQオンラインショップ」での販売価格は税別15,000円。

■WiMAX HOME 02
Speed Wi-Fi HOME 02

WiMAX 2+接続時の通信速度は下り最大440Mbps/上り最大30Mbpsで、従来製品(Speed Wi-Fi HOME 01)と同等。ただし、Wi-Fi側の出力は強化されており、HOME 01比で水平方向に25%ほど改善されている。

■左 HOME 02、右 HOME 01
左 HOME 02、右 HOME 01

■Wi-Fi側の出力は前モデル比で最大25%改善
Wi-Fi側の出力は前モデル比で最大25%改善

Wi-Fiの2.4GHz帯および5GHz帯の周波数を同一SSIDで利用可能、端末ごとに最適な接続先を選択するバンドステアリング機能もサポートする。

スマートフォン向けアプリ「NEC WiMAX 2+ Tool」を使うとデータ通信量が確認できるほか、データ通信量が設定値を超えると、スマートフォン上にポップアップで通知も可能。最適な設置場所を探すための電波インジゲータも確認できる。

Alexa経由で通信量の確認も

HOME02は、Alexaのカスタマイズスキル「ワイマックストーク」に対応、Alexa搭載のスマートスピーカー「Echo」やスマートディスプレイ「Echo Show」に話しかけて、発生したデータ通信量や接続中のデバイスに関する情報を音声で確認できる。

Alexaとの連携には、Alexa対応デバイスのほか、アカウント連携の設定が必要。

■Alexa経由で行える操作
・データ通信量の確認
・電波レベルの確認
・本体のランプに関する説明
・「ワイマックストーク」に関する説明
・通信モード切り替え
・ゲストSSIDのオン/オフ
・ランプ点灯設定
・ファームウェアアップデート
・再起動

HOME 02のデバイス情報を定期的にアップデートする形ではなく、Alexa搭載デバイスから「ワイマックストーク」が実行されたタイミングで、AWS経由でHOME 02にアクセスして各種情報を取得・操作切替を行うため、Alexa経由でのコントロールは多少待ち時間が発生する。

別の部屋に設置してあるHOME 02の設定内容を確認したり、リモートで再起動できるのはシチュエーション次第で便利そう。ディスプレイを搭載しない据置型ルーターの弱点が面白い形でカバーされている。

「3日10GB」の速度制限は変わらず

2020年春商戦向けに、WiMAX HOME 02およびSpeed Wi-Fi WX06の2機種が発売されるものの、残念ながらWiMAX 2+の通信量が直近3日間で10GBを超えた際の通信速度制限(最大1Mbps程度に制限)は従来通り適用される。

WiMAX HOME 02 主要スペック

商品名:WiMAX HOME 02
製造元:NECプラットフォームズ
通信方式:WiMAX 2+/au 4G LTE
通信速度(HS):下り最大440Mbps / 上り最大30Mbps
通信速度(HS+A):下り最大440Mbps / 上り最大75Mbps
Wi-Fi:IEEE 802.11ac/n/a(5GHz)、11n/g/b(2.4GHz)
サイズ:約50×118×100(mm)
重さ:約218g
同時最大接続数:Wi-Fi 20台、有線LAN 1台
電源:専用ACアダプタ
直販価格:15,000円(税別)

UQオンラインショップは以下にて。

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