菅義偉総理大臣は、2021年1月4日(月)記者会見で首都圏(1都3県)を対象にした緊急事態宣言の発令を検討していることを表明。
緊急事態宣言が再発出された場合の対応として、1月11日まで全国で一時停止中の「Go To トラベル」事業について、予定通り12日以降の再開が難しくなる旨を、記者からの質疑応答の中で明らかにしている。
2021年1月4日の総理会見の内容(全文、動画&テキストあり)は以下にて。
令和3年1月4日 菅内閣総理大臣記者会見 | 令和3年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ
緊急事態宣言を再発出した場合の「Go To トラベル」事業に関するやりとりは以下。
記者からの質問内容
また、GoToトラベルが11日に全国停止の期限を迎えます。今回の緊急事態宣言の対象になるであろう1都3県を除いて解除を行うのか、それとも引き続き全国の一斉停止を続けるのか、現状のお考えをお聞かせいただければと思います。
総理大臣の回答内容
それと、緊急事態宣言となれば、いわゆるGoToトラベル、これについての再開はなかなか難しいのではないかと、このように考えています。
今申し上げたとおり、難しいので、緊急事態宣言になれば、そこは難しいということです。
「再開が難しい」とするエリアについて詳細は明かされていない。12日以降も全国で事業を一時停止または、緊急事態宣言の対象エリアとなる1都3県を除いた43道府県で再開などの可能性が考えられる。
Go To トラベルは、2020年12月28日〜2021年1月11日までの間、全国で一時停止しているほか、東京都・札幌市・大阪市・広島市などでは12月28日より前の段階で一時停止している。一方、事業そのものは延長の方針とも報道されており、当初予定されていた2021年1月末以降も(感染拡大が落ち着いたら)継続する可能性もある。
「Go To トラベル」事業のWebサイト(旅行者向け)は以下にて。
旅行者向け Go To トラベル事業公式サイト