新型コロナのワクチン接種予約で「ただいま電話が大変混み合っております…」が流れる理由

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NTT東日本とNTT西日本は、各自治体が実施する新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチン接種予約の電話受付など、特定の電話番号に着信が集中する場合には、「ただいま電話が大変混み合っております」という自動音声ガイダンスに接続する処理を実施することを発表。

110番や119番などの重要通信の確保および、固定電話回線全体の繋がりやすさを維持する目的で、電話が集中する特定の電話番号宛の通話について、通常通話とは異なる制御を行う。

NTT東日本のお知らせは以下にて。

特定電話番号へ着信が集中した場合の通信品質の確保について(PDF)

先日、「ワクチン接種予約による電話の集中が原因と思われる通信制限」に関わる報道がありましたが、当社ではかねてより特定電話番号に着信が集中した場合、固定電話全体のつながりやすさの維持のために、当該番号にかかる呼(電話)の一部をトーキ(自動音声ガイダンス)に接続する措置を行うことで制御を実施させていただいており、2021 年 5 月 6 日に通信量が急激に増加した状況においても同
様の措置を行いました。

■特定電話番号に着信が集中した場合の電話網の通信量制御イメージ
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NTT東日本のTwitterアカウントの告知は以下。

こうした制御は、NTT東西だけでなく、同社の固定電話宛に発信する携帯電話事業者とも連携して実施される。

■各社連携した電話網の通信量制御イメージ
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新型コロナウイルスのワクチン接種の電話予約に関する、各携帯電話事業者の制御に関するお知らせは以下にて。

ドコモのお知らせ
KDDIのお知らせ
ソフトバンクのお知らせ
楽天モバイルのお知らせ

携帯電話各社は、ワクチン接種の予約番号に繋がりにくい場合にはしばらく時間を空けて利用するか、インターネットによる予約を行うことを案内している。

75歳以上を対象に予約受付を開始した新宿区の事例では、インターネット予約については予約受付の開始初日に受付が終了した一方で、電話予約については3日後まで予約枠が余っていた。

とはいえ、「電話予約についてはすぐに繋がる」という状況ではなく、既にご紹介したような自動ガイダンスで繋がらない時間帯が大半だったので、電話予約については1件1件の予約受付に時間を要する上に、受付可能な回線数が限られることから、全体として予約受付が進まない課題がある模様。