新幹線普通席に+1,200円で1.5席使える「S Work Pシート」を試してみた

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

東海道新幹線の新大阪→東京駅の移動で、「S Work Pシート」を試してみた。

「S Work Pシート」は、3人掛けのA〜C席のうち、真ん中のB席にパーティションを設置して、真ん中の席にドリンクホルダーや小物を設置できるテーブルが使える。

■「S Work Pシート」(のぞみ号)
「S Work Pシート」

「S Work Pシート」の利用料金は、普通車指定席(EXサービス)に+1,200円。東京駅↔新大阪駅の間は普通車14,520円で、「S Work Pシート」を指定すると合計15,520円になる。

「S Work Pシート」は、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」、「ひかり」、「こだま」の7号車の6〜10番のAおよびC席のみ設定される。このため、設定されるのは1編成あたり10席のみ。

■「S Work Pシート」が設定される座席
「S Work Pシート」が設定される座席

今回は、窓側のA席を予約して新大阪→東京駅間を約2時間30分ほど乗ってみた。

東京駅までの乗車中、通話側のC席はずっと空席だったので、隣に見知らぬ乗客が来た時の印象などなどは不明。ただ、「S Work Pシート」ではない通常の3列席で真ん中のB席に乗客が居ないシーンから推定するに、仮に「S Work Pシート」でA席/C席が両方埋まったとしても、さほど気にせずに作業ができそう。

なお、前後には同じく「S Work Pシート」を利用した乗客が居たので、サービス開始直後ながらも、それなりに利用者がいるのかも。

■シートにある案内
シートにある案内

「S Work Pシート」は、テーブルを引き出した時にノートパソコンを使った作業がしやすいように傾斜がつけられている。写真手前がB席(真ん中座席)で、奥がA席(窓側座席)。

■「S Work Pシート」のテーブル
「S Work Pシート」のテーブル

個人的には、「新幹線がほぼ満席だけど、隣を気にせずに作業をしたい」という場合には価値はありそうだけど、そうでない状況であればわざわざ+1,200円を支払いする意味は薄いかも。特に、車両がN700の場合、全ての座席に電源(コンセント)があるわけではないため、追加料金を支払いして「S Work Pシート」を選んでも、パソコンやスマートフォンのバッテリー残量を気にする必要がある。
※N700Sは、「S Work Pシート」に限らず全ての座席にコンセントが備え付けられている。

逆に言うと「混雑している車両でも、+1,200円支払いすれば隣席を気にせず作業できる環境が整う」という意味では、東海道新幹線がトンネル区間を含めて携帯電話の4G/5Gサービスが一定以上の品質で使える区間が多いので、ある程度の区間(個人的には2時間以上)の乗車であれば利用する価値がありそう。という感じ。

「S Work Pシート」を含むS Work車両は、エクスプレス予約やスマートEX専用商品のため、旅行代理店や駅の窓口では購入できない。
トラベル Watchの記事によると、2024年春からは駅の窓口や券売機でも購入可能になるとのこと。

S Work車両はエクスプレス予約・スマートEX専用商品です。
ネット予約からお買い求めいただけます。
駅や旅行会社などEXサービス以外では購入できません。ご了承ください。

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。
スポンサーリンク

運営者をフォローする