Luupは、中国のテンセントが提供する「微信(WeChat)」および同アプリに内蔵される決済アプリ「微信支付(WeChat Pay)」と連携し、「WeChat」アプリ内のミニアプリとして、Luupの電動アシスト自転車をレンタル可能にした。
Luupのプレスリリースは以下にて。
LUUPが中国「WeChat Pay」と連携し、WeChatミニプログラムをリリース | Luup(ループ) | 電動キックボードシェア/シェアサイクルアプリ
Luupのプレスリリースによると、2024年12月に発表された中国人向けのビザ緩和措置により、中国人観光客の増加が見込まれるが、中国人旅行客がLuupの決済に必要なクレジットカードを持っていないケースが多かった課題を解決するとのこと。
レンタル可能な車両は電動アシスト自転車に限られるほか、電動アシスト自転車の利用にあたって、交通ルール啓発動画の視聴と交通ルールテストへの合格が求められる。
■車両は電動アシスト自転車のみ、交通ルールテストへの合格が条件
Luupは、電動キックボードのシェアリング事業者のイメージが強いものの、先行したのは電動アシスト自転車(2020年5月)で、電動キックボードのサービスを提供開始したのは2021年4月。身近では電動キックボードの方が見かける割合が高いものの、車両台数は公開されていない。
なお、Luupは電動キックボードと電動アシスト自転車で同一の料金体系としており、東京および大阪では2025年7月より時間料金が1分ごとに20円に値上げされる予定。