漕ぎ出しを検知して自動アシスト、走行距離も長いシェア向け自転車をみてきた

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新宿住友ビルの三角広場で開催される「BICYCLE-E·MOBILITY CITY EXPO 2025」で、スイッチレスの電動アシスト自転車が展示されていたのでメモがてらご紹介。

スイッチレスの電動アシスト自転車は、回生電動アシストシステム「FEREMO」を開発する太陽誘電のブースで展示されていた。ブースの説明員によると、シェアサイクル向けの提供を検討しているとのこと。

■「FEREMO」を搭載するスイッチレス電動アシスト自転車(画像左)
「FEREMO」を搭載するスイッチレス電動アシスト自転車(画像左)

電動アシスト自転車でよくある、電動アシスト機能に関するコントローラーを搭載せずに、漕ぎ出すと自動的に電動アシストが有効になる。言うなればオートマの電動アシスト自転車。

回生電動アシストシステムの「FEREMO」を搭載しており、通常の電動アシスト自転車と比べて走行可能距離が長いのが特徴。

その他に太陽誘電では、電動アシスト自転車のバッテリーにType-Cアダプタを搭載し、電動アシスト自転車のバッテリーをType-C経由で充電したり、Type-C端子を搭載するスマートフォンなどなどを充電したりするバッテリーを開発中とのこと。

■電動アシスト自転車のバッテリーに「Type-C」ポートを搭載(開発中)
電動アシスト自転車のバッテリーに「Type-C」ポートを搭載(開発中)

■アダプタ不要でType-Cデバイスに充電できるバッテリーを開発中(USB PD対応)
アダプタ不要でType-Cデバイスに充電できるバッテリーを開発中(USB PD対応)

なお、電動アシスト自転車のバッテリーをUSB出力可能とするアダプターは、Panasonicなどが既に市販している。(ただし、こちらはAポートのみ搭載している)

太陽誘電の「FEREMO」を搭載する自転車「Re:BIKE」は、「最大1000km走行可能」がアピールされることが多く、シェアサイクルで最も使われるモードの「パワーモード」でも100kmの走行が可能と紹介されている。

竹林:Re:BIKEは、先進的なモノを求める“アーリーアダプター”が自慢できる自転車として仕上げました。FEREMOは、電動アシスト力を最大化したパワーモードでも100km走行可能です。こうした点に注目すれば、さらに広い応用を拓けるのではと考えています。より多くのユーザーが利用したいと感じる、多様な自転車を開発していきます。

最大1000km、安全・快適な走行を可能に 電力回生技術の投入で拓く電動アシスト自転車の新時代 |太陽誘電株式会社

実際に、延べ11日間をかけて1,000km以上の距離を走行した。とする動画が公開されているので、エコモードでの走行かつ回生充電による発電量が多いなど好条件が揃えば、1,000km走行は不可能ではない模様。

丸石サイクルが公開している「Re:BIKE」の1,000km走行についてはYouTubeにて。

なお、「FEREMO」を搭載する電動アシスト自転車は、沖縄県で展開するシェアサイクル「CYCY」(HELLO CYCLING系)で2024年夏から提供されている。

シェアサイクル「CYCY」、環境負荷を減らした航続距離1,000kmの新型自転車導入 | 株式会社プロトソリューション

プロトソリューションが運営する沖縄のシェアサイクル「CYCY(サイサイ)」は、環境負荷を減らすものづくりを目指す株式会社JOeBテック(代表取締役:松原 哲、本社:沖縄県うるま市)と協業し、2024年6月21日より航続距離最大1,000kmの新型自転車を導入することをお知らせします。

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