2026年5月19日、NTTドコモは「SNSなどでドコモのサービスが利用できない・利用しづらいなどの投稿が多くあがっている」として、ドコモの設備故障は確認されないものの、監視を継続しているという内容の案内を掲載した。
ドコモの第一報は以下の通り。
重要なお知らせ(通信障害等) : 【状況確認中】携帯電話サービスがご利用しづらい可能性について | お知らせ | NTTドコモ
現在、SNSなどで当社通信サービスがご利用できない・ご利用しづらいなどの投稿が多くあがっていることを確認しております。
現時点において、当社の設備故障などによる携帯電話サービスへの影響は確認しておりません。
その後の調査で、ドコモ本家の通信サービスについては設備故障などの影響は見られなかったものの、一部のMVNOサービスで設備故障による影響があったことが報告された。
ドコモの最終報は以下の通り。
重要なお知らせ(通信障害等) : 【最終報:ドコモ設備の正常な運用を確認しました】携帯電話サービスがご利用しづらい可能性について(5月19日 午後1時15分時点) | お知らせ | NTTドコモ
今朝より「ドコモの携帯電話サービスがつかえない」といったSNS投稿が増加した為、状況を確認しておりましたが、ドコモ設備については正常に運用され、ドコモ・ahamoをご利用のお客さまは正常にご利用いただけていることを確認しました。
あわせて一部MVNOさまの設備不具合によるMVNOサービスをご利用のお客さまへ影響が出ていたことを確認しております。
ドコモからの発表では、設備不具合のあったMVNOは明かされていないものの、タイミング的には「トーンモバイル」と「DTI SIM」が該当する。両社はどちらもフリービットをMVNEとしてMVNOサービスを提供している。
これらのサービスは契約者数を公開しておらず、障害の報告でもどの程度のユーザーに影響したのかは情報公開されておらず不明。ただし、総務省が公開する「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」などで見る限り、MVNOの中でシェアが大きい事業者ではない。
にも関わらず、SNSでは「ドコモ繋がらない」という報告を目にしたのは、実際には障害の影響を受けていないドコモ本家契約のユーザーも、昨今の通信品質の悪化によって正常に利用できない状況が発生していた可能性が考えられる。
また、「通信障害が起きているらしい」と情報を得たユーザーが、実際には障害の影響ではなくても「障害の影響を受けていて遅い/繋がりにくい」と勘違いしてSNSに投稿した可能性もある。
ドコモの通信品質に関するSNSの投稿は、「ahamoだから(ahamoダケ)遅い」とするSNSへの投稿に対して、「あの噂だけはどうにかならないかという風に思っている」と、2026年5月の決算発表会でNTTドコモの前田社長がコメントした。
このコメントは「ahamoが他のプランよりも通信速度が遅いことは基本的には無い」という趣旨のもので、裏を返せば「ahamoが遅いのであれば、ドコモの他のプランも遅い」という意味になり、少なく無いユーザーが通信品質低下の影響を受けているものと推定される。
※ドコモの通信品質低下が指摘されて数年が経過しているが、依然としてドコモはシェアトップ。
今回は「SNSへの投稿が増えたこと」を契機としてドコモが障害情報を「設備故障は見られない、監視する」旨を発表したけれど、同様にMVNO/MVNEの設備に障害が発生した際に、「ドコモが繋がらない」とする投稿が増えるケースは再発しそうな気はしていて、今後も同様の対応をするのか注視したいところ。(本来は、ドコモ通信品質が改善して困るユーザーが減るのがベストではある)
ドコモの公式オンラインストア「ドコモオンラインショップ」および「ahamo」のWebサイトは以下にて。
ドコモオンラインショップ | ahamo