10月31日より、下り最大110Mbpsに対応する『WiMAX 2+』のサービスを提供開始したUQコミュニケーションズの野坂社長が、今後のWiMAX 2+対応端末について、『たくさんの種類がどんどん出てくることはない』と今後の見通しを説明した上で、『家庭用の固定ルータを提供する予定』とコメントしている。
UQコミュニケーションズのサービス開始記念のイベントのレポートは以下より。
WiMAX 2+対応端末の今後の提供予定については、以下のように説明されている。
なお端末展開については、サービス開始時点ではHWD14を用意し、今後も対応端末をリリースする意向。だが、「これまでのようにたくさんの種類がどんどん出てくることはない」と野坂社長は説明。モバイルルーターや家庭用に固定のルーターは提供するとのこと。
固定回線として使えるWi-Fiルータについては、9月30日に行われたWiMAX 2+のサービス発表会にて『現状のところ提供は未定』とコメントがあったので、このコメントから約1ヶ月で『提供する予定』と、かなり前向きな姿勢に変化したように思う。
現時点では提供時期などなどは不明ながらも、WiMAXにおける『URoad-Home』や『AtermWM3450RN』のような自宅で固定回線代わりに使用するためのWi-Fiルータが、WiMAX 2+対応端末でも提供される見込み。ということで、現行のWiMAXを自宅回線にしているユーザが、WiMAX 2+でも引き続き自宅回線として使う場合も、家庭用のWi-Fiルータの方が通信性能の面で安心ができそう。