台北で開催中の『COMPUTEX TAIPEI 2014』にて、世界最薄のGSMケータイ『Card Phone』(メーカー型番はCM1-AQUA)が展示されていた。
■世界最薄のGSMケータイ『Card Phone』
Card Phoneのメーカーサイトは以下より。
CARD-TEC
今回展示されていたデモ機は『CM1-AQUA』
CM1-AQUA – CARD-TEC
■Card Phone実機、本当に薄いし軽い
■端末背面:ボディがスケルトンなので基板が見える
Card PhoneはGSMのクアッドバンド(850/900/1800/1900MHz)に対応しており、キャップレス防水となっている。
■防水性能はIPX8相当。キャップレス防水にも対応している。
キャップレス防水に対応している上に、本体パッケージに同梱されているケースを装着すれば、水中でもCard Phoneが浮き上がるようになるため、水に落としても故障の心配が無いだけでなく、水中に潜らずに端末を回収することが可能。このあたりはかなり気が利いた製品になっているように思う。
Card Phoneを水中に落としたデモは以下より。
デモ動画では、最初はケースを装着せずにCard Phoneを水中に放り込み、そのあとケースを装着して再度水中に放り込んでみた。
担当者によると、Card Phoneは今のところGSM専用となっているけれど、3G対応版についても開発中とのこと。ただし、3G対応によってバッテリ消費が激しくなってしまうため、バッテリ容量を大きくする(2Gモデルは300mAh)ことは避けられず、そのために端末がどうしても分厚くなってしまうとのこと。
Card Phoneの販売価格は1,999台湾ドル(約7,000円)。Card Phoneを販売するCard Tec社の製品については、以下の販売店にて取扱いがされている。
台湾では店舗販売が行われているほか、日本でもオンラインショップにて販売されている模様。
台湾滞在中に見つけたら購入してみようかなと。