ASUSは日本向けのZenFone 2を正式に発表。国内向けに発表されたZenFone 2は5.5インチの「ZE551ML」のみで、台湾などで販売されている「ZE550ML」および「ZE500CL」などのモデルは日本向けには販売されない。
国内向けのZenFone 2の発売日は5月16日の予定。ASUSの公式オンラインショップ「ZenFone Shop」では既に予約注文を受け付けしている。
日本向けのZenFone Shopでの予約受付は以下より。
ZenFone 2 – ASUS ZenFone Shop
日本向けに販売されるZenFone 2は以下の3つのモデル。最上位となるRAM 4GB、ストレージ64GBモデルの販売価格は約55,000円で、発売予定日は未定。その他モデルについては5月16日より発売の予定。
■日本向けZenFone 2の価格
ZenFone 2(ZE551ML):RAM 4GB ストレージ 64GB 54,864円
ZenFone 2(ZE551ML):RAM 4GB ストレージ 32GB 49,464円
ZenFone 2(ZE551ML):RAM 2GB ストレージ 32GB 38,664円
※価格は税込
ちなみに、国内向けに発売される3モデルの台湾での販売価格(通常価格)は以下。
■台湾向けのZenFone 2の価格
ZenFone 2(ZE551ML):RAM 4GB ストレージ 64GB 9,990台湾ドル(約38,000円)
ZenFone 2(ZE551ML):RAM 4GB ストレージ 32GB 8,990台湾ドル(約34,000円)
ZenFone 2(ZE551ML):RAM 2GB ストレージ 32GB 6,990台湾ドル(約26,000円)
※価格は税込
価格だけで比べると、国内向けでは最も安い2GB/32GBのモデル(約38,000円)で、台湾では最上位モデル(4GB/64GB)が購入可能となっており、国内向けのZenFone 2の価格が台湾向けの価格と比べると割高な価格設定となる。
※国内向けのZenFone 2には、ATOKなどのアプリケーションがプリインストールされているほか、日本向けの周波数に最適化されているなど、台湾版と全く同じ製品ではない。という点は付記しておく。
ASUSは、前モデルとなる「ZenFone 5」を国内向けに投入し、「低価格かつコストパフォーマンスの高い」端末という評価を確立したけれど、ZenFone 5や海外向けのZenFone 2と比べると割高な価格設定と言える「ZenFone 2」が日本向けにどれだけ受け入れられるのかは注目したいところ。
なお、ASUSはZenFone 2と同時に発表したモバイルバッテリー「ZenPower」についても、国内向けには台湾版の約2.5倍の価格設定としている。(こちらも容量が若干異なるなど、製品面での変更は行われている)
関連エントリ:ASUS、日本版の「ZenPower」は台湾版よりも容量5%増、値段は約2.5倍 | shimajiro@mobiler