関西国際空港のベンチ「ベッド代わり」の利用に対策

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関西国際空港 第一ターミナルにあるベンチにて夜明かしをする旅行者が、勝手にベンチを移動させて宿泊スペースを作ってしまうのを防ぐ対策が行われることが、読売新聞にて報道されている。

読売新聞のWebサイトでの記事は以下にて。

ベンチでベッド、ご遠慮を…関空で固定作業開始 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

関西空港の第1ターミナルビルで夜を過ごす旅行客らが、ベンチを勝手に移動させて自分好みの休憩スペースを作り、そのまま放置するケースが目立つことから、新関空会社は16日夜からベンチを床に固定する作業を始めた。

関空第一ターミナルのベンチは床に固定されていないために動かすことが可能で、日中時間帯でもベンチが「くっついたまま」になっていることを多々目撃。ベンチを元の位置に戻しても、旅行者が勝手にくっつけて使ってしまう。という状況が続いている模様。

■いつの間にかくっつく関空のベンチ
いつの間にかくっつくベンチ

読売新聞の記事によると、関空は複合施設の「エアロプラザ」にある休憩スペースの利用を呼びかけている。とされているけれど、実際に関空で夜明かしをする旅行者の数を考えると、休憩スペースだけで対応するのは難しいように思う。

関空内の複合施設「エアロプラザ」には、今夏からシャワーのある休憩スペースが設けられており、同社は「空港で夜を過ごす方はそちらへ」と、利用を呼びかけている。

関西空港内には、多数のベンチが設置されているほかに、エアロプラザにある「Refresh Square」や、第一ターミナル内にある「KIXエアポートラウンジ」などの有料施設を利用して夜明かしをすることも可能。
関連エントリ:最安150円/1時間で使える関西国際空港の『Refresh Square』に宿泊してみた | shimajiro@mobiler

なお、成田空港では第二ターミナルに「北ウェイティングエリア」をオープンしており、こちらは24時間滞在することが可能。
関連エントリ:成田空港第二ターミナルに「北ウェイティングエリア」がオープン – 前泊時にも利用可能 | shimajiro@mobiler

ちなみに、後日「ベッド対策」の施されたベンチを実際に見てきたけれど「くっつかないようになった」だけで、ベンチそのものは単体でも体を横にして休むことは可能なサイズで、あまり効果があるようには思えなかった。。。。

■「ベッド代わり」に使えなくなった関空のベンチ
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