北海道地震の被災者支援、ドコモ・KDDIは9月末まで使い放題・ソフトバンクはデータ追加が無料

2018/9/7 2018/9/8 モバイル

本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

ドコモ・KDDI・ソフトバンクの各社は、平成30年北海道胆振東部地震の被災者支援を実施している。

ドコモは、災害救助法の対象地域（北海道全域）に契約者住所または請求書送付先が設定されている契約者を対象に、9月中はデータ通信速度を制限しない措置を発表。

対象となる契約者は、My docomoなどで確認できるデータ通信量の消費が通常と異なり0GBと表示され、実際にデータ通信を使っても消費したデータ通信量としてカウントされない。災害救助法が適用される対象者向けに、本当の意味でのパケ・ホーダイを提供している。期限は一律で9月末まで。

KDDIは、9月6日〜9月末までのデータチャージ（追加容量購入）を無料化するほか、ドコモと同様に契約プランのデータ容量を超過した場合でも通信速度を適用しない。

段階制定額プランである「auピタットプラン」の契約者は、同期間中にステップが上がった場合に、同様に無料となる。

KDDIのお知らせは以下にて。

ソフトバンクおよびワイモバイルでは、KDDIと同様に追加データ購入が無料となる。

KDDIと異なり、ソフトバンクおよびワイモバイルは追加購入するデータ容量の上限を設定していない。

無料化の対象期間は、各契約者ごとの請求締日によって異なり、請求締日が20日の契約者は20日まで、30日までの場合は月末まで、10日までの場合は10月10日まで。

平成30年北海道胆振東部地震の被災者向け支援の内容は、おおむね「データ通信量の増加に要する費用を免除」という方向で各社同様の方針となるものの、実施内容についてはドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社で異なっているのでご注意を。

このほか、携帯電話各社は自社のWi-Fiサービスのスポットについて、電力が回復次第、災害時用のインターネット接続サービス「00000JAPAN」が使えるスポットとして無料開放している。