「スマートホーム」は子育て中の手間とストレス軽減に役立つ

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いわゆる「スマートホーム」と呼ばれるデバイス群が少しずつ増え、全部屋にスマートスピーカーとスマートリモコンの設置が完了して、それなりに便利に使える環境が整ってきたので、現時点で実現できていることと、導入したデバイスまとめてご紹介。

最初にご紹介しておくと、我が家の環境としては

・子ども(未就学児)がいる。1人でお留守番はまだしない。
・全部屋(合計3部屋)にスマートスピーカー/スマートリモコン設置。
・スマートスピーカーはGoogle系がメイン、サブにAlexa。

家電は「音声コントロール」が便利

全部屋にスマートリモコン+スマートスピーカー(またはディスプレイ)を設置、部屋毎のデバイス設定を完了させて便利なのは、各部屋の家電を「音声で操作」できること。

スマートリモコンは「スマートフォンからのアプリ操作」にも対応しているものの、わざわざ宅内に居る時にスマートフォンを使って家電を操作する機会はほぼ無く、専らスマートスピーカー経由で音声操作を行っている。

その理由は単純に「在宅中に家電を操作するために、スマホを手に取ってロック解除→アプリを起動して操作をするのは面倒だから」で、個人的にはスマートリモコンを導入するなら、スマートスピーカーをセットも導入することを強くオススメ。

■スマートリモコンはスマートスピーカー経由のコントロールが便利
玄関にGoogle Home Miniを設置

部屋毎に異なるメーカーのスマートリモコンを設置(これは最初から計画していたわけではない…)して使っても、部屋毎に別のアプリで操作して切り替え…なんてことを意識する必要は無く、単純に部屋毎に設置したスマートスピーカーに「電気(やエアコン)消して」あるいは「○○部屋の電気(やエアコン)消して」と言えば操作ができるので、メーカー毎のアプリのクセや操作方法などを意識する必要が無いのも助かる。

加えて、「家族が共有で使っているリモコンが見つからない」とか「子どもがリモコンをどこかに隠して、そのまま忘れて見つからない」とか、そういった日常の細かいストレスから解放されるのもありがたいところ。

今のところ導入しているスマートリモコンは、Nature Remo、SwitchBot Hub Mini、+Styleのスマートマルチリモコンの3台で、部屋によって異なるスマートリモコンを設置している。この3台の中では、Nature Remoのインターネット接続が切断される機会がやや多く、他の危機と比べると信頼性がイマイチ。

Amazonでのスマートマルチリモコンの販売ページは以下にて。

リモコン操作に非対応のデバイスはスマートWi-Fiプラグ+スマートスピーカーでON/OFF

リモコン操作に対応している家電は前述のスマートリモコン経由でコントロールできるけれど、リモコン操作に対応していない家電は、当然ながら別の方法でコントロールするしかない。

そこで導入したのがスマートWi-Fiプラグ。導入するまでは何の機能を果たすのか少々わかりにくいけれど、Wi-Fi接続してコンセントの電源をON/OFF制御するための機器。

■スマートWi-Fiプラグ
スマートWi-Fiプラグ

リモコン操作に対応していない扇風機と、PC用のディスプレイをスマートWi-Fiプラグに接続して音声操作や各種センサーとの連携でコントロールしている。

扇風機はトイレに設置したコンパクトなクリップ式の扇風機で、もともとリモコン操作には対応しておらず、本体の背中側にあるスイッチをON/OFFするのがそれなりに面倒(手が届きにくい)のと、トイレから出る際にスイッチをOFFにするのを忘れがちなので、ドアセンサーと連携させてコントロールすることに。

■トイレ内の扇風機の設定内容
・トイレのドアが開いたら扇風機の電源をON
・トイレのドアが閉まると3分間後に扇風機をOFF

本当は「トイレに人が居る間だけ扇風機ON」にするのが理想的ながら、人感センサーを持っていなかったのと、ドアセンサーの方が設置・運用が簡単そうだったので、ドアセンサーとの連携でコントロール。トイレに3分以上居ると扇風機がOFFになるので、トイレから出る時間の目安にも。

■+Styleのドアセンサーをトイレドアに設置
トイレドアの開閉と連携して扇風機をONに(夏のみ運用予定)

■トイレドアの開閉と連携して扇風機をONに(夏のみ運用予定)
トイレドアの開閉と連携して扇風機をONに(夏のみ運用予定)

もう一つ、スマートWi-Fiプラグを活用しているのがリモコンに非対応のディスプレイの電源ON/OFF。

■リモコン操作に非対応のディスプレイのON/OFFにスマートWi-Fiプラグを活用
リモコン操作に非対応のディスプレイのON/OFFにスマートWi-Fiプラグを活用
リモコン操作に非対応のディスプレイのON/OFFにスマートWi-Fiプラグを活用

稼働しているディスプレイはリモコン操作に非対応のため、電源のON/OFF操作は本体下部のボタンを長押しする以外に方法が無く、地味に操作が面倒臭いのをスマートWi-Fiプラグで解決している。

加えて、スマートWi-Fiプラグ経由で電源のON/OFFをコントロールすると、スマートスピーカーのルーティンコマンド「いってきます」や「おやすみなさい」で電源OFF、スケジュール設定して電源OFFに出来るので「夜n時になったら電源OFF」の設定に。(電源の切り忘れや子どもが動画を見すぎるのを防止するために)

スマートWi-Fiプラグは1個あたり2,000円以下で販売されている。直近ではAmazonの純正スマートプラグが半額になるキャンペーンも行われていた。

Amazon純正 スマートプラグの販売ページは以下にて。

+StyleのスマートWi-Fiプラグ販売ページは以下にて。

+Styleのドアセンサー販売ページは以下にて。販売価格は約3,000円。

「おはよう」「いってきます」「おやすみ」ルーティンが便利

家の各部屋にスマートリモコンが導入していると、スマートスピーカーに「おはよう」や「おやすみ」と話かけて実行するルーティンに操作を組み込みできるので、出かける前や寝る前に部屋の照明やエアコンを消して回ったり、消し忘れたりする心配が無用になる。(また、操作をするためのリモコンが見つからなくてイライラすることもない。)

■「おはよう」ルーティン
・各部屋の照明をONに
・スマートスピーカーの音量を調整(大きめに)
・今日の天気情報を教えて
・日の入りの時間を教えて
・Radikoでラジオ再生

■「いってきます」ルーティン
・再生中のコンテンツ(主にラジオ)停止
・今日の天気を教えて
・全部屋のエアコンを停止
・全部屋の照明をOFF
・掃除開始(ルンバをスタートする)

■「おやすみ」ルーティン
・再生中のコンテンツ(主にラジオ)停止
・寝室以外のエアコンを停止
・明日の天気を教えて
・リビングのTVをOFF(スマートWi-Fiプラグ経由)
・寝室以外の照明をOFF
・寝室の照明を常夜灯に

ルーティンの中でありがたいのは、「おはよう」よりも、バタバタと出かける際の「いってきます」だったり、ヘトヘトになっても「おやすみ」で全ての部屋の照明や使わなくなるデバイスの電源をOFFにしてくれること。

外出先からお風呂ボタンをONに

公園で子どもが泥まみれ・砂まみれになって遊んで帰ってきても、SwitchBotボタンを活用して外出先からお風呂ボタンを押しておけば、帰ってすぐに子どもをお風呂に放り込むことができるので、公園である程度泥を落としてから…みたいなことを、それほど心配する必要が無い。(流石に余りに汚れていたらある程度はどうにかしたいけど。)

■砂・泥まみれのまま帰ってもすぐに風呂に入れる
砂・泥まみれのまま帰ってもすぐに風呂に入れる

「外出先からお風呂ボタンを押しておく」の詳細は過去のエントリにて。

SwitchBot活用で「帰宅直後に子どもをお風呂に」を実現
SwitchBot + SwitchBot Hub Miniの組み合わせで「外出先から帰宅したら子どもをそのままお風呂に入れる」に助けられる機会が増えてきたのでご紹介。 ■SwtichBotで「お風呂ボタン」(自動)を自動化 ■必要になるもの ・SwitchBo...

「外出先からお風呂ボタン」を実現するためのSwitchBotボタンの販売ページは以下。販売価格は約3,500円。外出先からボタンをコントロールするためには、SwitchBot系のハブが必要になるので、SwitchBot Hub Miniを導入した次第。

外出先からエアコンをONに(非スマートリモコン)

「外出先からエアコンをONにする」は、スマートリモコンでも実現できるけれど、スマートスピーカー導入済みの環境にエアコンを新規購設置入するのであれば、エアコン自体がスマートスピーカーと連携できるモデルの方が便利。

■Google Homeアプリから直接エアコンをONにできる
Google Homeアプリから直接エアコンをONにできるGoogle Homeアプリから直接エアコンをONにできる

その理由は、そもそもスマートリモコンを導入していなくても外出先からエアコンをONにできるだけでなく、スマートリモコンでの操作は何らかの理由(スマートリモコンが正しく動作しなかった等)で、失敗することがたまにあり、エアコンが直接スマートスピーカーと連携した方がシステムとしての信頼性が高いため。
※導入しているスマートリモコン次第かもしれないけど、何らかの理由で外出先からスマートリモコンでのコントロールに失敗することはソコソコの確率で発生している。

スマートスピーカー(Googleアシスタント/Alexa等)と連携可能なエアコンの例は以下。(実際に購入したのも以下のモデル)

スマートスピーカーの導入が広がっておくと、スマートスピーカー連携は「リモコン対応」と同じぐらい当たり前になるかも。

子どもが「規則正しく寝る」ようになる…かも

消灯時間を「毎日n時に家中の照明OFF」に設定しておくと、小さな子どもにも「消灯時間」を理解させやすくなるので、よっぽど機嫌が悪いとか体力が余っている等の理由が無い限り、消灯後にスムーズに就寝できるようになった。

他にも、2歳半ぐらいから「ねぇGoogle、おやすみ」ぐらいのコマンドを自分でスマートスピーカーに話しかけできるようになったので、子ども自身が「寝る時間」を理解してスムーズに睡眠しやすくなったように思う。
※この辺は子どもの性格にもよりけりだと思うけど、我が家は今のところスムーズに。

そんなわけで、いわゆる「スマートホーム」と呼ばれるデバイスをいろいろと導入してみると、スマートリモコンについては「音声で操作できると便利」だし、複数の部屋がある場合には「全部の部屋にスマートリモコンとスマートスピーカーを設置するとより便利」だし、色々なデバイスのコントロールを「なるべく自動化する」という方向で取り組んで行くと、日常の細かなストレスや困りごとが減っていって快適。

おまけ:モーションセンサーつきのLEDライトも便利

Wi-FiやBluetoothを搭載する製品ではないけれど、モーションセンサーつきのLEDライト(乾電池式)が、夜間に照明をつけることなく足元や周囲を照らせるので便利。