UQコミュニケーションズは、Wi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)にて『ハイスピードプラスエリアモード』を利用した月に発生する1,050円(税抜)のオプション料金が無料になる『LTEオプション無料キャンペーン』を7月末まで、2カ月延長することを発表している。
UQコミュニケーションズのプレスリリースは以下より。
「LTEオプション無料キャンペーン」の実施期間延長について | UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
UQコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 野坂 章雄、以下UQ)は、モバイルルーター「Wi-Fi WALKER WiMAX2+ HWD14(以下HWD14)」をご利用のお客様を対象に、LTEオプション料1,005円(税抜)を2014年5月末まで無料とする「LTEオプション無料キャンペーン」の実施期間を、お客様から大変ご好評につき、2014年7月31日(木)まで延長することといたしましたのでお知らせいたします。
WiMAXサービスは従来から『容量制限なし』がサービスの最大のウリとなっていたけれど、WiMAX 2+で『ハイスピードプラスエリアモード』使用時は通信量が7GB/月を超えると、他社サービスと同様に通信速度制限の対象となるため、通信量の多い使い方をする場合は注意が必要。
ユーザとしては、LTEオプションが無料になるキャンペーンが延長されることは歓迎だけれども、WiMAX 2+のサービスが2013年10月末に開始されてから半年以上新機種が投入されることが無いのは寂しいところ。
※auからはWiMAX 2+対応のスマートフォンは発表されたけれど、モバイルWi-FiルータとしてはWi-Fi WALKER WiMAX2+(HWD14)のみが対応機種という状況が継続しているので…。
Wi-Fi WALKER WiMAX2+に次ぐモバイルWi-Fiルータとしては、NECアクセステクニカ製の端末が各種認証を取得していることが明らかになっているものの、現時点では未だ正式発表されていない。
関連エントリ:WiMAX 2+に対応のモバイルWi-Fiルータ、NAD11が技適通過 | shimajiro@mobiler
WiMAX 2+サービスは、KDDIが発表した2014年夏モデルにて複数の機種で対応されるものの、WiMAX 2+接続時も、既存の4G LTEサービスと同様に7GB/月を超えた場合は通信速度制限の対象となるため、WiMAX 2+対応とはいえユーザとしてはLTEで使えるネットワークが増えただけ。という形に等しく、端末上でLTE(FDD-LTE)に接続されているのか、WiMAX 2+(TD-LTE)に接続されているのかをユーザが知る方法は(通常は)用意されない。
auの夏モデル、「WiMAX 2+」は無料 – ケータイ Watch
対応機種の画面上では、LTE対応エリア、CA対応エリア、WiMAX 2+対応エリアのいずれも「4G」と表記され、ユーザーからはどの通信方式を利用しているか、判別できないとのこと。現在の料金プラン「LTEフラット」では月間の通信量が7GBに達すると、通信速度が制限される形だが、WiMAX 2+で通信した分もこの7GBの枠の対象になる。