スターバックスコーヒージャパンは、9月26日(金)より、無料のWi-Fiサービス『at_STARBUCKS_Wi2』に、SNSアカウントでのログインを行うことによって、従来必要だった事前登録を行わなくても、各種SNSアカウントで認証を行うことで、インターネット接続が利用可能となるようにサービス内容を変更することを発表。
スターバックスのプレスリリース(PDF)は以下より。
スターバックス、店内の Free Wi-Fi を SNS アカウントで利用可能に(PDF)
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社(代表取締役最高経営責任者:関根 純、本社:東京都品川区、以下スターバックス)と株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(代表取締役社長:大塚 浩司、本社:東京都中央区、以下 Wi2)は、全国のスターバックス店舗で提供している Free Wi-Fi サービス「at_STARBUCKS_Wi2」にて、SNS アカウントでの認証方式を開始いたします。
■スターバックスWi-Fiの利用に事前登録が不要に
『at_STARBUCKS_Wi2』のログイン方法は以下。
■SSID『at_STARBUCKS_Wi2』に接続
■ログイン画面
認証に対応しているサービスは以下の4つ。
・Facebook
・Twitter
・Google
・Yahoo!JAPAN
認証に使うサービスを選らんで進むと、各種サービスのログイン画面が表示され、正常にログインを行えばすぐにインターネット接続が利用可能となる。
■認証画面(Twitterの例)
■認証成功
■インターネット接続が利用可能に
スターバックスのWi-Fiサービスは従来、利用前にインターネット上での事前登録&アカウント取得が必要だったため、それを知らずに利用しようとする外国人が困っているのを何度も見かけたことがあったので、そういったユーザにとっては今回のログイン方法の拡大は非常に助かるように思う。
一方で、同サービスは暗号化がされていないため、セキュリティ面では注意が必要。
サービス提供元のサイトには、秘匿性の高い情報のやりとりを行う場合は、SSLやVPN接続を利用することが推奨されている。
ログイン後に関しては、「at_STARBUCKS_Wi2」の無線LANは暗号化しておりませんので、秘匿性の高い情報を送受信する場合には、セキュリティを確保するSSLやインターネットVPNなどを用いて通信内容を保護することをお勧めします。
個人的には、モバイルWi-Fiルータなりスマートフォンのテザリングなりで国内で通信手段に困ることは基本的に無いので利用する機会は無いけれども、訪日外国人でも気軽に利用できるデータ通信サービスとして、スターバックスのWi-Fiサービスのような仕組み(SNSアカウントでログインして使う)が広がっていくことは歓迎したいところ。