ミャンマーのヤンゴン空港にてOoredooのプリペイドSIMカードを購入したので価格などなどのメモ。
なお、同じくミャンマーの通信事業者『MPT』のプリペイドSIMカード購入については以下エントリにて。
関連エントリ:ミャンマー ヤンゴン空港でMPTのプリペイドSIMカードを購入!3Gデータ通信も利用可能 | shimajiro@mobiler
■購入したSIMカード情報
国名:ミャンマー
キャリア:Ooredoo
購入場所:ヤンゴン国際空港 国際線到着ロビー
購入価格:10,000チャット(約1,000円) ※SIMカード + トップアップカードの支払総額
インターネット接続:10チャット約(1円)/1MB
■OoredooのプリペイドSIMカードパッケージ
SIMカードの代金は5,000チャット(約500円)。初期状態では残高がゼロになっているので、必要になる分だけトップアップ用のカードを購入する必要があるので、5,000チャット(約500円)分のトップアップカードを合わせて購入。トップカードは空港カウンターにて販売されており、トップアップの手続はその場で行って貰える。
■OoredooのプリペイドSIMカードデザイン
SIMカードはレギュラー/micro兼用タイプなので、スマートフォンのほかモバイルWi-Fiルータなどでも利用可能。
MPTと同じく、ヤンゴン空港の到着ロビーにOoredoo社のカウンターは無く、OoredooのプリペイドSIMカードは『TOURIST INFORMATION COUNTER』にて取扱いされている。
■OoredooのプリペイドSIMを取扱いしているカウンター
MPTと異なり、OoredooのプリペイドSIMカードの購入にあたってパスポートの提示は求められず、データ通信ものアクティベーションなしでインターネット接続が利用可能となった。インターネット接続はMPTのような時間制ではなく、1MBあたり10チャットの容量制となっている。(このほか、インターネット接続用のパッケージが用意されている)
■プリペイドSIM向けのインターネット接続料金
ソース:Ooredoo – Myanmar
MPTのプリペイドSIMは3Gのデータ通信を利用すると『データ接続1分あたり4チャット』で課金(プリペイド残高から減額)されるので、スマートフォンで常時インターネットに接続することを考えると、MPTと比べるとOoredooの料金体系の方が使いやすいように思う。
■OoredooのプリペイドSIMでデータ通信が可能に
端末はSIMフリー版のGALAXY Note 3(N9005)
空港カウンターで案内されることが無かったので今回は試すことが無かったけれど、OoredooのWebサイトには、インターネット接続用のパッケージも紹介されている。
Ooredooのインターネットパッケージの概要は以下。
プラン登録はOoredooのSIMカードを入れた状態の電話機から、指定の電話番号への発信またはSMS送信で行うことができる。
OoredooのプリペイドSIMカード向けインターネットパッケージ
有効期間 | 通信量 | 料金 | FBボーナス |
---|---|---|---|
1日 | 30MB | 500チャット | 20MB |
1週間 | 200MB | 3,000チャット | 140MB |
1カ月 | 1GB | 12,000チャット | 600MB |
2GB | 19,000チャット | ||
5GB | 45,000チャット | ||
10GB | 79,000チャット |
1週間以内の旅行でそれほど通信量が多くない場合は、1週間のインターネットパッケージが丁度よさそう。
プリペイドSIMのパッケージに記載されているOoredooのデータ通信用のAPN設定は以下。
[Ooredoo APN設定内容]
APN:internet
ユーザ名:なし
パスワード:なし
※ただし、空港で設定されたAPNはAPNがooredoo、ユーザ名 ooredoo /パスワードなしという設定だった。
MPTのSIMカードと比べると、OoredoonプリペイドSIMカードは
・パスポートの提示が不要
・データ通信が時間制ではなく容量制で使いやすい&データ通信用のパッケージあり
・データ通信用のアクティベーション不要
というメリットがあり『データ通信を手軽に使うことができる』という点では、Ooredooの方が優れているように感じるものの、ヤンゴンの市内に滞在中はMPTもOoredooもデータ通信状況は悪く、どちらも快適にインターネット接続を利用することができなかったのは残念なところ。
ヤンゴン市内に滞在中は、ネットワーク接続そのものが圏外になることは稀だったけれど、電波は掴んでいるにも関わらずデータ通信が利用できなかったり、データ通信が有効にならない。という事が多々あり、データ接続は非常に不安定で速度も出にくかった。
ただし、ヤンゴン滞在の最終日に市内から空港へ向かう途中では、それなりに快適な速度で(とは言え上下1Mbps程度)インターネットを利用することができたので、市内の中心部ではネットワークが混雑していたために通信速度が出にくかったのかもしれない。
■Ooredoo回線でスピードテスト
そんなわけで、MPTとOoredooの両方のプリペイドSIMを購入してみたけれど、市内での通信環境は総じてイマイチだったので、ミャンマー滞在中に最も使っていたのはレンタルのモバイルWi-Fiルータだったりする。
※ただし、レンタルしたモバイルWi-Fiルータについても、同じように市内中心部での通信速度は快適とは言い難く、単純に『容量の心配をする必要が無い』という点でプリペイドSIMに比べると有利。という程度。
■ヤンゴン市内のスーレーパゴダでスピードテスト(レンタルのモバイルWi-Fiルータ)