通信速度&容量無制限サービスで最も重要な『実際の通信速度』はサービススペックからは読み取れない

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ぷららモバイル、U-mobileに続いて日本通信からも『通信量無制限』となる『b-mobile SIM 高速定額』が発表されたので、各社のサービススペックをカンタンに比較。

MVNO各社の通信量無制限プラン比較

サービス名 ぷららモバイルLTE
定額無制限プラン
U-mobile
LTE使い放題プラン
日本通信
b-mobile SIM 高速定額
月額料金 2,780円 2,480円 1,980円
音声通話対応 非対応 +500円/月 +800円/月
通信速度制限 最大3Mbps 制限なし 制限なし

※金額は税別

で、この比較を元にして『日本通信のサービスが安くて良い』とか『ぷららモバイルは通信速度が最大3Mbpsなので遅い』とするのは、実はそれほど意味が無い。

と言うのも、容量無制限のプランにおいて最も重要とも言える『実際の通信速度』については、サービススペックとしては下り最大150Mbps/上り最大50Mpbsなどのスペックになっていたとしても、実際にサービスが提供開始された後に使ってみないとわからないし、サービスが提供開始された後もユーザ数の増加や設備増強などの要因によって変動するため、サービススペック(速度制限なし)だけでは程度の通信速度が出るのかは読めない。

実際に、容量無制限サービスを先行して開始しているぷららモバイルおよびU-mobileは、直近ではおおよそ2週間に1度のペースで通信設備の増強を行っていることを発表しており、容量無制限プランの提供開始と利用者数の増加に伴って設備増強が必須となっていることがうかがえる。
関連エントリ:U-mobile、12月1日に設備増強を行うことを予告、一部時間帯では速度低下が発生中 | shimajiro@mobiler
※設備増強については規模および内容の詳細が不明なので、回数が多ければ多いほど良い。とは一概に言えないし、特に公表せずに設備増強を行っている事業者もあるかと思う。

通信の制御に関しては、単純に通信速度そのものが制限されるパターンの他にソフトバンク系の回線でよくあるような『動画コンテンツの視聴などは速度制限』とするパターンもあるので、スピードテスト系のアプリケーションで測定される通信速度が必ずしも実際の通信速度や体感測度とマッチしているとも言い難く、容量無制限の回線をどんな用途に使うのかはユーザ毎に異なるため、やはり『実際に使ってみないとわからない』という結論になる。

幸いなことに、上記のデータ通信無制限系のサービスでは、音声通話対応プランを契約しない場合については最低利用期間が設定されていないため『ひとまずデータ通信サービスだけを試してみる』という使い方をすることも可能。
※音声通話対応プランについては最低利用期間が設定されており、期間中に解約すると5,000円 〜 8,000円前後の違約金が発生する。

容量無制限系のサービスを提供するドコモのMVNO各社は、ドコモと同じエリアで利用することは可能。但し、通信速度はドコモと同じではないしMVNOによって実際の通信速度が異なるので『どの程度の速度が出るのか』あるいは『どういった時間帯に通信速度が出にくいのか』を見極めた上で利用する必要がある点にはご注意を。
関連エントリ:MVNOのデータ通信速度はMNOと同一ではないという話 | shimajiro@mobiler