LTEの容量無制限プラン登場でWiMAXが『自宅以外で使う固定回線』に役割変更

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ぷららモバイルの『定額無制限プラン』を使い始めてから、WiMAX 2+回線の使い方が出張・旅行中のホテルなどで固定回線代わりに使う、あるいはカフェなどなどでPCを使った作業をする際に使う。という感じで『移動中に使う』よりも『一箇所に留まって使う回線』として利用する機会が増えた。

WiMAX 2+対応エリアは、首都圏以外の都市部にもかなり広がってきた印象があり、政令指定都市の中心部とその近辺であれば屋内であっても、割とWiMAX 2+が使えるようになった感じ。モバイル回線での『通信量無制限』が首都圏以外でも使えるようになっているのは嬉しいところ。

■佐賀市内のホテルでWiMAX 2+が使えた
佐賀市内のホテルでWiMAX 2+が使えた
※ちなみに、このホテルではWiMAXの電波が弱かったけれどWiMAX 2+の電波が良かった

■札幌市内のホテルでWiMAX 2+が使えた
札幌市内のホテルでWiMAX 2+が使えた

WiMAX 2+は通信速度が下り最大110Mbps(2015年春に220Mbpsに高速化予定)と、モバイル系の回線の中でもかなり高速な部類に入るのはもちろん、通信速度制限が(基本的に)かからないという点が『固定回線代わりに使う』にあたって便利な点。

WiMAX 2+/WiMAXの通信状態が良ければ、大容量ファイルのダウンロードや動画の再生なども全く問題無く行えるので、通信環境という点では不便を感じることがなく、自宅の固定回線を使っているのとほとんど変わらない環境を構築することができるのはWiMAXならでは。

一方で、14年9月から提供されているぷららモバイルLTEの『定額無制限プラン』を使って改めて感じたのが、ドコモなど大手キャリアのLTEネットワークの広さと移動中の通信品質の高さで、地下鉄を使って駅ホームからトンネル、地下街へと移動してもネットワークが圏外になることはほとんど無いし、地上では車や電車にのって高速移動中でもWiMAX系のサービスと比べると通信が安定している。

ぷららの定額無制限プランは通信速度が上下最大で3Mbpsと、WiMAX 2+の下り最大110Mbpsと比べると36分の1になっているけれど、移動中に使うモバイル回線としては、ぷららモバイルの定額無制限プランの方がストレスが少ないように思う。(自分の使い方では、移動中に高画質動画を見たり大容量ファイルをダウンロードすることがほとんど無いからかも)

そんなわけで、最近のモバイルWi-Fiルータの使い方としては、

移動中:ぷららモバイルLTE + L-02Fをメイン
非移動中:WiMAX 2+(NAD11)

という役割分担で使っていることが多い。

と、アレコレ書いてみたところで、この使い方であれば非移動中の通信をWiMAX 2+の代わりにドコモなどが提供する無線LANサービス(docomo Wi-Fi)で代用すれば『ドコモ本家回線をL-02Fで使う』という使い方でも何とかなりそう。と思ったので今度やってみようかなと。
※非移動中の通信量がそれほど多く無いことが前提にはなるけれど。