WiMAX非対応で『WiMAX 2+だけ』に設定できるWi-Fiルータ『W01』が30日(金)より発売

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下り最大220Mbpsに対応するモバイルWi-Fiルータ『W01』が1月30日(金)より発売予定。

■1月30日より発売予定の『W01』
1月30日より発売予定の『W01』

『W01』は、WiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータとしては初めて、キャリアアグリゲーション対応によって下り最大220Mbpsに対応するだけでなく、WiMAXに非対応(WiMAX 2+とauの4G LTEのみ対応)となっているため、ハイスピードモードでは結果的に『WiMAX 2+のみ』繫がる仕様になる。

従来発売されたWiMAX 2+対応のモバイルWi-Fiルータは全て、WiMAXおよびWiMAX 2+の両方に対応したモデルとなっていたため、ハイスピードモードではWiMAX 2+またはWiMAXに繋がることで、WiMAX 2+エリア外でもWiMAXが圏内であればデータ通信を利用することができた。

一方で、W01はそもそもWiMAXに非対応となっているため、ハイスピードモードで使用時はWiMAX 2+のエリア内で無ければ通信を行うことができず、そういった意味では従来のモバイルWi-Fiルータと比べるとかなり『思い切った』仕様となっているように思う。

UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+対応エリアを『2015年3月末までに現行のWiMAXと同程度に拡大予定』としているため、この言葉通りであれば現時点でW01のようにWiMAX非対応端末を発売してもサービスエリア的に大きな問題が無いとも考えられる。

加えて、初代WiMAXサービスは2015年2月12日より順次、WiMAX 2+向けに電波の割当が変更されることで通信速度が下り最大40Mbps ⇒ 13.3Mbpsに順次低速化する予定となっており、この面でも初代WiMAXサービスの魅力は低下することになり、W01のように『WiMAX非対応』であることがそれほど問題にならない可能性も考えられる。

個人的には、都内の地下鉄や建物内などがWiMAX 2+のみで利用できるか?はやや不安が残るところだけれど、それでも面的なエリアという意味では都市部を中心にWiMAX 2+がかなり広がっていることは実感できているので『W01』がWiMAX 2+だけでどの程度使い物になるのか?は興味深いところ。

いちおう、W01を3月31日迄に申込すると2015年5月末までは『ハイスピードプラスエリアモード』のオプション料金(月額 1,005円)が無料となるキャンペーンが行われており、この期間中は追加料金なしでauの4G LTEエリアでも使える(7GB/月で速度制限にはなるけれど)。このキャンペーンはW01の販促という要素だけでなく、WiMAX 2+エリア拡大までのエリア的な保険。という意味もあるのかも。

『WiMAX 2+に固定して使える』初のモバイルWi-Fiルータとなる『W01』がどの程度使い物になるのかは、入手次第別途エントリにてお知らせの予定なのでお楽しみに。

『W01』を新規契約する際のMVNO各社のキャンペーン特典は以下より。

W01のキャンペーン内容比較

事業者 nifty So-net GMOとくとくBB
端末代 クレードルセット:1円 クレードルセット:0円 クレードルセット:0円
契約事務手数料 3,000円 3,000円 3,000円
特典内容 15,100円キャッシュバック
または、ASUS MeMO Pad 7をプレゼント
15,000円キャッシュバック
または、タブレットレンタル代の割引
20,190円
※クレードルセットなしの場合は23,790円
キャッシュバック受取時期 開通月から9カ月目 申込から13カ月後の15日にメールにて案内 端末お受け取り月を含む11か月目にメールで案内。最短で翌月末に振込
契約年数 二年間 二年間 二年間
契約月のWiMAX通信料 無料 無料 無料
月額通信料(税抜)
※各種割引後、二年間の料金。ISP代を含む
3,670円 3,695円 3,609円
利用登録月 機器が発送された日が属する月 機器を受取した日が属する月 機器を受取した日が属する月