ドコモのクレジットカード「DCMX GOLD」がキャンペーン内容を更新。2015年4月1日 〜 9月30日までにDCMX GOLDを申込すると、もれなく最大で12,000円分の電子マネー「iD」がプレゼントされる。
2015年3月末までのDCMX GOLDの入会キャンペーンは5,000円分のiDクーポンプレゼントとなっていたため、キャンペーン内容は4月1日から手厚くなっていると言える。
関連エントリ:DCMX GOLD:新規入会で10,000ポイント還元は9月末で終了 – 10月以降は5,000円分のiDクーポン付与に | shimajiro@mobiler
■4月1日以降のキャンペーンでの「iD」プレゼントの詳細
(1)DCMX GOLDでもれなく10,000円分
(2)入会翌月までに各種メール設定を行う:+1,000円分
(3)シェアパック10 〜 30の代表回線:+1,000円分
DCMX GOLDの年会費は10,000円(税別)となっているため、年会費を若干上回る金額が電子マネー「iD」として還元される。
DCMX GOLDのキャンペーンページは以下より。
DCMX GOLDの特典では、ドコモの利用期間に関わらず、ドコモプレミアクラブのステージが最上位(DCMX GOLDカード保有者限定)の「ゴールドステージ」に優待され、利用料金の10%がポイント還元される。
ドコモでは、音声通話定額を軸にした「新料金プラン」への移行を加速しており、端末購入時に新料金プランを申込しないと、月々サポートが適用されないという施策を、2014年9月より行っている。このため、「新料金プラン以外はドコモを使い続けると割高になる」状態であり、月々サポート以外の各種キャンペーンの適用条件にも新料金プランの契約を条件とするなど、少々乱暴に言えば「新料金プランの契約者以外は客に非ず」と言うような状態になっている。※FOMA契約者を除く。
ドコモのキャンペーンなどなどを見ていると、ドコモ(本家)を使い続けるのであれば新料金プランに申込した上で利用を継続するのが得策であり、そうでない場合はドコモのMVNO各社に乗り換えるのがシンプルな選択肢と思う。
その中で、DCMX GOLDの特典である「利用金額の10%がドコモポイントとして還元される」(ゴールドステージ優待)という特典を活かすと、DCMX GOLDの年会費を実質無料にできる。
「シェアパック」の中で最も料金の安い「シェアパック10」を契約する代表回線の月額料金は以下。
■スマートフォンでシェアパックを利用する場合の代表回線の月額料金
カケホーダイ(スマホ):2,700円 ※二年契約あり
ISPサービス:300円 (spモード)
シェアパック10:9,500円
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合計金額:12,500円/月
※月々サポートによる値引き前の金額、金額は税抜
上記のケースでは、12,500円の10%がドコモポイントとして還元されるため、1カ月あたり1,200ポイント、12カ月で14,400ポイントがドコモポイントとして還元される。
ドコモプレミアクラブでは、DCMX GOLDを持っていないユーザに対するポイント還元は最大でも1,000円ごとに5%に留まるため、月額料金が12,500円の場合、最大でも1カ月で貯められるポイントは600ポイントとなり、DCMX GOLDを持っている場合とのポイントの差額は1カ月あたり600ポイント、12カ月で7,200ポイントの計算。
そのため、上記のプランを契約している場合、DCMX GOLDを契約することで付与されるポイントは年間で7,200ポイントとなり、年会費(10,000円)の大半は増額されるドコモポイントによって相殺される。と考えることができる。
■DCMX GOLDの年会費とドコモポイントの増分
DCMX GOLD年会費:10,000円
ドコモポイントの増分:7,200ポイント(1年間)
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差額:実質2,800円分
そんなわけで、DCMX GOLDの年会費(10,000円)自体はそれほど安くはないけれど、ドコモポイントの10%還元などの特典内容を考慮すると、ドコモを新料金プランで使い続ける方にとってはメリットの大きなクレジットカードであるように思う。
DCMX GOLDのキャンペーンページは以下より。
DCMX GOLD – もれなく10,000円分、最大で12,000円分の「iD」クーポンプレゼント