UQ、WiMAX 2+で「3日間で3GB」の速度制限を5月末目処に開始 – 15%前後のユーザに影響か

スポンサーリンク

UQコミュニケーションズは、WiMAX 2+の通信量が「直近3日間で3GB」を超えた場合の通信速度制限を、2015年5月末より実施、UQの試算ではトラフィック上位の約15%のユーザが制限対象となる見込み。という情報が、PC Watchに掲載されている。

【山田祥平のRe:config.sys】WiMAX2+の3日間3GB制限。えっ、まだ実施してなかったの? – PC Watch

UQコミュニケーションズからとうとう、3日間3GB制限を5月末頃に開始するということになったという話を聞いた。正直なところ、「えっ、まだ実施していなかったの?」と、ちょっと驚いた。同社は、昨年(2014年)秋の時点で、2015年4月1日からの3日間3GB制限実施の可能性をアナウンスしていたから、もうとっくに制限運用が始まっていると思っていたからだ。
 同社によれば、これまでもあまりにも極端なデータトラフィックについては、ゆるやかな帯域制限を課するなどしながら、不公平にならないように、全体のトラフィックを調整してきたようだ。そのWiMAXが、いよいよ5月末頃には、より厳しい帯域制限になるという。同社の試算では、約15%のヘビーユーザーによる極端な使い方を制限できるようになるそうだ。

PC Watchに記載されている通り、UQコミュニケーションズのWiMAX 2+向けの通信速度制限は、2015年4月1日より「速度制限の対象となる場合がある」ことが案内されていたものの、実際にサービスを使っている上では速度制限の対象となる条件(直近3日間で3GB)を満たしていても、極端な通信速度の低下を実感することは無かった。
関連エントリ:WiMAX 2+、直近3日間で3GBを超えても下り通信速度が100Mbps超えた | shimajiro@mobiler

PC Watchの記事によると、WiMAX 2+向けの速度制限開始で影響を受けるユーザは15%ほどの試算になるとのこと。この「15%程度のユーザ」が、そのまま「直近3日間で3GBを超えている」ユーザの数なのか、あるいは「トラフィック上位15%のユーザ」なのかは不明だけれど、UQコミュニケーションズでは「直近3日間で3GB」を超えた場合については「速度制限対象となる場合がある」としているため、通信量が直近3日間で3GBを超えた場合は速度制限の対象になることがある。と考えた方が良さそう。

実際に速度制限が適用される状態を試用してみたレポートとしては「爆速の日本のインターネットに慣れたスピード感からすれば極端に遅い」としながらも「とりあえず我慢できない速度ではない。」という使用感が紹介されており、「サービスとして使い物にならない」速度では無いことが期待できる。

同社にお願いして、実際に制限を受ける状態にしたアカウントのSIMをモバイルルータに装着し、制限を受けていないSIM装着時の同じルータと快適度を比較させてもらった。
 結論から言うと、とりあえずガマンできない速度ではない。スピードテストをしてみても1Mbpsを下回ることはないように見える。YouTubeも画質が360pなら何の問題もなかった。もちろん爆速の日本のインターネットに慣れたスピード感からすれば極端に遅い。重いサイトを開くにも一呼吸を覚悟しなければならないだろう。

ただし、WiMAX 2+を固定回線代わりに使っていると「直近3日間の通信量が3GB超え」という状態が続いていても不思議ではないし、UQコミュニケーションズ自身も「URoad-Home 2+」など、WiMAX 2+を固定回線代わりに使うための機種を発売している。

WiMAX 2+を固定回線にして使っている場合は、モバイルのみで使う場合と比べて通信速度制限の対象となる可能性は高くなる上に、固定回線もモバイル回線も共通して速度制限対象となってしまうために影響も大きくなる。WiMAX 2+を固定回線代わりに使おうと考えているのであれば、5月末から実施予定とされている通信速度制限の動向を注視してからの方が良いかもしれない。

UQコミュニケーションズでは、通信速度制限などを一切設けていなかった初代の「WiMAX」サービスから、現行の「WiMAX 2+」への移行を促進しており、WiMAXユーザが本体代の負担および、月額通信料の増加なしにWiMAX 2+に乗り換えできる「ギガヤバ移住計画」を実施している。
関連エントリ:UQ、WiMAX 2+への機種変更でギガ放題が二年間 3,696円/月になる「ギガヤバ 移住計画」を発表 | shimajiro@mobiler

「直近3日間で3GB」を超える使い方をしていなければ、WiMAX 2+の速度制限の影響を気にする必要は無いけれど、速度制限対象となる可能性のあるユーザの「移住」は慎重になった方が良いかも。(とは言え、通信量制限無く使えるモバイルインターネットサービスの代替案は多く無いのが悩ましいところ。)