WiMAX 2+「直近3日間で3GB」の速度制限を上限6Mbps程度に緩和 – 速度制限時でもかなり実用的に

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UQコミュニケーションズの「WiMAX 2+」が行っている通信速度制限のうち「直近3日間の通信量が3GBを超過」した際の通信速度制限が緩和されており、速度制限状態でも上下最大で6Mbps程度の通信速度が得られることが確認できた。

■速度制限中のWiMAX 2+でスピードテスト
速度制限中のWiMAx 2+で上下6Mbps程度を記録

UQコミュニケーションズは、直近3日間で3GBを超えた際の通信速度制限について、閾値を超えたユーザを一律で速度制限の対象とする現在の方式から、将来的にはより利便性の高い運用方法に変更予定としており、その準備が整うまでの期間として、制限方法は同一(ユーザ単位で制限)としながらも、制限状態の速度を高速化することを発表。現在の通信速度の高速化はこれに伴った対応であると考えられる。

UQコミュニケーションズからみなさまへのお知らせ|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX 2+

また、「3日間で3GB」超の規制方法につきましてはお客様から頂いたご意見を参考にして、より利便性の高い運用方法を検討して参ります。その準備が整うまで、「3日間で3GB」の方式については従来通りとさせて頂きますが、規制後の速度につきましては現行よりもさらに速度を上げ、規制後のご不便を緩和する方向で運用していくことと致します。

速度制限の対象となる状態でWiMAX 2+を使ってみたけれど、制限状態の通信速度が高速化される前の状態(1Mbps前後)と比べて、かなりストレスが無く通信を利用可能だった。大容量ファイルのダウンロードなどなどにかかる時間こそ制限対象外の際と比べれば時間はかかるものの、PCのタブブラウザで複数のWebページを同時に読み込みさせたり、複数のアプリケーションを同時実行して通信させる。というような使い方をしても「通信が遅い」と感じることは激減。

WiMAX 2+の速度制限(直近3日間で3GB)は、通信環境さえ良ければ「外出先でPCを使った作業に使う」という用途に関しては大きなストレス無く使える状態まで改善されたように思う。ただし、WiMAX 2+の制限時で最大6Mbpsという速度はWiMAX 2+を固定回線代わりに考えた場合「固定回線として快適」とは言い難く、先述の通り大容量のファイルのダウンロード/アップロードに必要な時間は長く、固定回線代わりに使うのは不可能ではないけれど、あまり適しているようには思わない。
※いちおう、実測環境で最大6Mbps程度となっているけれど、UQコミュニケーションズは制限時の速度を非公開としているので、制限状態の通信速度に関しては今後変更となる可能性も大いにあり得る点は注意。

UQコミュニケーションズは、今後の方針として速度制限を「より利便性の高い運用方法にする」と発表しており、今後は通信が混雑している場所や時間帯のみ制限を行う、あるいは制限そのものをより緩和するなどの可能性が考えられるものの、個人的には今回実施された「制限時の速度制限緩和」だけでも、緩和前と比べてかなり実用的(少なくともモバイル回線としては)な水準に緩和されているように思う。

WiMAX 2+の新規申込は以下より。


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