羽田空港の深夜早朝バス、2016年度も継続運行へ – 増便や路線拡大はなし

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国土交通省は、羽田空港と都心ターミナル駅を結ぶ深夜早朝バス運行の運行を2016年度も継続することを発表。運行期間は2016年4月1日から2017年3月31日まで。増便や路線の拡大は発表されていない。
※一部ダイヤ改正が行われる

国土交通省の発表は以下にて。

報道発表資料:羽田空港の深夜早朝アクセスバスを平成28年度も継続して運行します! – 国土交通省

 深夜早朝時間帯における羽田空港への更なるアクセス改善のため、空港と都心部の駅等とを結ぶ深夜早朝アクセスバスについて、「東京国際空港の深夜早朝時間帯におけるアクセスバス運行協議会※」を運行支援等の実施主体として、平成28年度も引き続き運行を継続します。

■羽田空港深夜早朝アクセスバス運行概要
羽田空港深夜早朝アクセスバス運行概要
掲載元:羽田空港の深夜早朝アクセスバスを平成28年度も継続して運行します!

■運行期間
2016年4月1日 – 2017年3月31日

羽田空港を深夜・早朝に出発するLCCは、Vエアおよびタイガーエア台湾の羽田-台北便、Peachの羽田-ソウル便などが2015年冬ダイヤにて新たに追加されたものの、羽田空港の深夜早朝アクセスバスに関しては増便が無いのは残念なところ。

羽田空港深夜早朝アクセスバスの運賃は、通常時間帯よりも運賃が高く設定されている。新宿 – 羽田空港を例にすると、通常時間帯は大人片道1,230円のところ、深夜早朝時間帯に関しては2,000円と、通常時間帯の約1.6倍。

なおかつ、深夜早朝バスの発着時間帯は、原則として公共交通機関(電車やバス)が動いている時間ではないので、前泊・徒歩・タクシーなど何らかの方法でバスの停留所まで移動する必要があり、バス停留所までの移動の負担は日中時間帯よりも大きくなる。

そんなわけで、海外への旅行や出張で荷物が多い場合や、複数人での移動する場合については、深夜早朝バスを利用するよりも、羽田空港までの定額タクシーを利用した方がコストパフォーマンスが高くなるケースもあるかも。(料金的には高くても、ホテルや家から空港まで直行できるのは荷物が大きければ大きいほど楽)

羽田空港定額タクシーの料金表(日本交通)は以下にて。

■羽田空港定額タクシー料金表(一部)
羽田空港定額タクシー料金表
掲載元:羽田空港定額タクシーを利用する | タクシーなら日本交通

羽田空港の深夜早朝アクセスバスに関しては、以前に乗車した際のレポートがあるのでご紹介まで。
東新宿駅 ⇒ 羽田空港の深夜早朝バスを利用してみた | shimajiro@mobiler

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