FREETELブランドを展開するプラスワン・マーケティングは、12月2日(金)より発売中のモバイルWi-Fiルータ「ARIA 2」の製品説明を更新。
「日本のどのキャリアのSIMを挿して使える」としていた従来の商品説明を修正し、WiMAX 2+契約のSIMカードでは利用できない旨をARIA 2の商品説明ページに追加している。
ARIA 2の商品説明は以下にて。
ポータブルWifi 「ARIA2(アリア)」の特長|FTW141A-aria2|FREETEL(フリーテル)
■変更前:「日本国内のどのキャリアでも使える」
日本国内のどのキャリアでも使える。
日本で使われているそのキャリアの周波数に対応しているため、どのSIMカードを挿しても使えます。
ARIA 2は、ドコモ・KDDI・ソフトバンクのネットワークに対応するため「日本のどのキャリアのSIMでも使える」ことがウリとされているものの、実際に試してみたところUQコミュニケーションズの提供するWiMAX 2+サービス対応ルーター向けのSIMカードではデータ通信を一切利用することができなかった。
ARIA 2がWiMAX 2+契約のSIMカードで使えない件については以下エントリにてまとめている。
フリーテル「日本国内のどのキャリアでも使える」はずのARIA 2、WiMAX 2+契約のSIMで利用不可 | shimajiro@mobiler
FREETELブランドを展開するプラスワン・マーケティングが販売するモバイルWi-Fiルータ「ARIA 2」がWiMAX 2+契約のSIMカードで利用できなかった。
その後、FREETEL側でWiMAX 2+契約のSIMカードでARIA 2を利用できないことが確認できたためか、ARI A2のWebサイト上に「UQ WiMAX契約のSIMカードでは利用できない」という旨が記載されている。
■変更後:UQ WiMAX契約のSIMカードでは利用できない旨が記載される
※UQ WiMAXで契約のSIMカードはIMEIによる制限があるため、利用することはできません。
ARIA 2の商品説明のページが変更されていることを確認したのは12月2日(金)の21:00頃。同日のお昼前後には該当の記載は確認できなかったので、この注記は発売日以降に書き加えられたことになる。
ARIA 2は、発売前にFREETELのカスタマーサポートに問い合わせたところ、WiMAX 2+契約のSIMカードで動作確認が行えたという回答をもらっているので、動作確認を行った通信事業者およびプランについては現在問い合わせ中。
→この問合せに対する返信が届く前に、前述の「UQWiMAX契約のSIMでは使えない」旨が追記されている。
ARIA 2の言う「WiMAX 2+に対応」は、単純にTD-LTEのB41に対応しているだけで、WiMAX 2+契約のSIMカードでは利用できないものと発売前から予想していたけれど、実際にその通りになった模様。
個人的には、「対応キャリア」としてWiMAX 2+を含めて記載すると、UQコミュニケーションズおよびそのMVNOが提供する、月間容量制限のない「ギガ放題」系のプランで利用できるように理解できる(FREETELのサポートは利用できると回答していた)ので「対応キャリア」への記載も適切では無いと思う。
→細かい話を加えると、WiMAX 2+は通信方式であって「キャリア(通信事業者)」ではない。