セブンイレブンの「ちよくる」ポート設置が大幅遅れ、達成率は当初予定のわずか10%

本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

セブン‐イレブン・ジャパンは、都内6区(千代代田区・中央区・港区・新宿区・文京区・江東区)などで提供されている自転車シェアリングサービス「ちよくる」(など)で利用できるサイクルポートを、2017年6月末までにセブン・イレブンの100店舗・500台規模で設置予定であることを2017年2月に発表していた。

■セブン-イレブン・ジャパンのプレスリリース
セブン-イレブン・ジャパンのプレスリリース
掲載元:東京都内のセブン‐イレブンに自転車シェアリングのサイクルポートを設置

ドコモ・バイクシェアおよび各区の自転車シェアリングサービスは、2017年1月23日時点でサイクルポート数が237箇所、自転車台数が2,580台となっていたので、セブン-イレブン・ジャパンに合計100ポート・500台規模の追加はかなりインパクトのある発表と言えたけれど、実際には7月4日の時点で都内6区のセブンイレブンに設置されたサイクルポートが10店舗にとどまり、当初予定としていた100店舗のわずか10%になっている。(設置台数は非公表)

■セブンイレブンに設置されている自転車シェアリング(東京都内)のポート
セブンイレブンに設置されている自転車シェアリング(東京都内)のポート

日本国内向けの自転車シェアリングサービスは、中国大陸で普及している「Mobike」が日本進出を正式発表しており、2017年中に福岡・札幌でサービスを提供開始する予定。国内でも自転車シェアリングサービスが盛り上がっているところなので、(おそらく)都内最大手のドコモ・バイクシェアおよび各区の展開も頑張って欲しいところ。

Mobikeは「年内」に福岡で提供予定、10月には札幌で実証実験予定
日本市場への参入を発表したシェアサイクルの「Mobike」は、最初のターゲット都市とする福岡でのサービス提供開始を「年内」に予定しており、第二の都市として札幌でのサービス提供開始を予定していることが明らかにされている。現段階では福岡、札幌以外の具体的な都市名は挙げられていない。 ...