札幌市内にてサービスを提供するシェアサイクル(シェアバイク)が、本格的な冬の訪れを前に今シーズンのサービスを終了、再びサービスが利用できるのは来年の春の予定。
■「ポロクル」は10月末で今シーズンの営業を終了
一方で、今年8月から新たにサービスを提供開始した「Mobike」は、11月30日をもって今シーズンの営業を終了予定としている。
■「Mobike」は11月末で今シーズンの営業を終了予定
札幌市以外ではサービスを提供していない「ポロクル」と異なり、日本各地でのサービス展開を目論んでいる「Mobike」は、札幌市内でのサービスを中断中に、札幌市内の自転車を別の都市に投入する可能性も考えられる。
しかしながら、モバイク・ジャパンは当初サービスを提供開始予定であった福岡市でのサービスを未だに開始しておらず、福岡市以外の都市についても具体的なサービス提供予定日を明らかにしていない。
「Mobike」と同様に、中国発の大手シェアバイク「ofo」も、2017年9月以降に東京・大阪でサービスを提供予定と発表しながらも、2017年10月末までにサービスを提供できていないことを考えると、これらの事業者が日本国内でサービスを展開するにあたって、事業者側の想定通りにはサービスが展開できない事情(恐らく駐輪場の確保と各自治体との合意)があり、日本国内での展開には苦戦している模様。