「ちよくる」などドコモ・バイクシェア系と、ソフトバンク系のOpenStreetが提供する「HELLO CYCLING」の東京都23区内での提供状況まとめ。
2020年1月20日現在、シェアサイクルを提供開始または提供予定の区は、合計17区。このうち、ドコモ・バイクシェア系のサービスが展開されている区は11区、HELLO CYCLING系は5区。
豊島区、世田谷区などはどちらのサービスも導入していないものの、区独自のシェアサイクルを導入している区も。
■東京都23区のシェアサイクル提供状況
※2020年1月20日現在
※地図上で赤がドコモ・バイクシェア、黄色がHELLO CYCLING。
■ドコモ・バイクシェア系
・江東区
・千代田区
・港区
・中央区
・新宿区
・文京区
・大田区
・練馬区
・品川区
・渋谷区
・目黒区
→練馬区以外は他区連携対応済み
■HELLO CYCLING系
・中野区
・板橋区
・台東区
・荒川区
・墨田区
・足立区(2020年2月開始予定)
■未提供
・豊島区
・世田谷区
・杉並区
・北区
・葛飾区
・江戸川区
→一部の区では区独自のシェアサイクルサービスを提供中。
2020年1月時点で、都内10区+練馬区が「ドコモ・バイクシェア」系サービスを提供しており、区の数で言えば「あと1区で23区の過半数」まで広がっている。
■ドコモ・バイクシェア(大田区)
一方で、荒川区は2019年8月、墨田区は2020年1月、足立区は2020年2月(予定)にHELLO CYCLING系サービスを開始するなど、直近ではHELLO CYCLING系のサービスを導入する区が増えている。
■HELLO CYCLING(東京都内)
シェアサイクルが利用できる区が増えていくのは嬉しい反面、「ちよくる」などドコモ・バイクシェア系のサービスと、Open Streetの「HELLO CYCLING」系サービスには相互に互換性は一切無い。
現状では「ドコモ・バイクシェア系の区」と「HELLO CYCLING系の区」がそれぞれ増えている状況。ざっくと言えば「都心部はドコモ・バイクシェア系でそれ以外はHELLO CYCLING」という感じ。
実際にサービスを使っていると、「使いたいタイミングでポートに自転車がない」あるいは、「やっと見つけた自転車のバッテリー残量がゼロ」というようなイマイチな体験も多いけれど、「期待通りに使えれば便利」なことは間違い無いので、どちらのサービスにも頑張って欲しいところ。
ドコモ・バイクシェアのWebサイトは以下にて。
バイクシェアサービス|自転車シェアリング
HELLO CYCLINGのWebサイトは以下にて。
HELLO CYCLING -どこでも借りられて好きな場所で返せる自転車シェア