平井卓也デジタル改革担当大臣は、2021年2月17日(木)の衆議院予算委員会で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の陽性者との接触を通知する「COCOA」のiOS版について、接触履歴のデータが初期化される不具合が確認されたことを明らかにした。
iOS版の不具合については次回のバージョンアップ(時期は明言されていない)にて修正される予定。
衆議院予算委員会での質疑(COCOAアプリに関する質疑)は以下にて。COCOA関連の議論は約3分30秒。
■不具合の内容
iOS版のCOCOAで、アプリのデータが初期化されることがある
※COCOA以外のデータへの影響は無し(本体の初期化とは異なる)
■修正対応
次回のアップデートで不具合を修正予定(時期未定)
このほか、田村憲久厚生労働大臣は、バージョンが古いiOSとAndroidデバイスの間で接触通知が正常に動作しない不具合があると明かした。本件はiOSをアップデートすると修正されると説明しているものの、アプリ側の修正による対応が行われるのかは不明。
接触確認アプリ「COCOA」の不具合については、Android版で2020年9月から接触通知が動作しない不具合が先日明らかにされた。Android版の不具合については、2021年2月中旬のバージョンアップで修正予定とされている。
Android版(Google Playから配信)のダウンロードは以下にて。
新型コロナウイルス接触確認アプリ (日本厚生労働省公式) – Google Play のアプリ
iOS版(App Storeから配信)のダウンロードは以下にて。
「新型コロナウイルス接触確認アプリ」をApp Storeで