「ahamoはiPhoneに対応」の注意点、iPhone X以前は圏外の可能性

スポンサーリンク
本Blogのエントリには、アフィリエイト広告が含まれています。

2021.3.4 追記
ドコモは、ahamoのiPhone対応について「iPhone 6以降の機種で対応予定」と発表した。

ahamoが対応機種を発表、iPhoneは6以降で対応
ドコモは、2021年3月26日に提供開始する新料金プラン「ahamo」の対応機種を発表した。 2021年3月1日の時点で、ドコモが販売するスマートフォンでは、iPhoneで21機種、Androidスマートフォンで72機種でahamoが利用可能。 ahamoの対応機種一...

ドコモの井伊社長は、メディアのグループインタビューで「ahamoはiPhoneに対応する」として、各紙がそのコメントを紹介している。

ケータイ Watchの記事は以下。

ドコモ井伊社長「ahamoはiPhone対応」、eSIMにも意欲 – ケータイ Watch

井伊社長は「端末を持ち込み、SIMだけという考え方もあるが、本当の廉価端末ではだめではないか。“人気の端末”、あるいは中古端末が使えるということでなければ面白くない。どう実現するか、今、一生懸命考えているが、ただiPhoneを使えなければ話にならない。iPhoneを使えるように頑張っている」と説明した。

Engadgetの記事は以下。

ahamoがiPhoneや家族割引に対応。ドコモ井伊社長インタビュー(石川温) – Engadget 日本版

井伊社長は「若い人をターゲットにしているので、iPhone対応しないことには話にならない。就職して初めて自分の給料で生活していく人をイメージしているので、安い端末を用意しないといけないと思い悩んでいた。型落ちや中古なども使えないといけない」と語った。

具体的な機種名の明言は避けたが、iPhone 12だけでなくiPhone SEなどもラインナップされる可能性がありそうだ。ちなみにApple Watchについては、今のところ、検討している段階のようだ。

どちらの記事でも、「ahamoがiPhoneに対応する」と記載があり、ドコモはahamoでiPhoneを利用可能とする方針。

一方、ahamoは5Gギガホ等と同様に「5Gサービス」で、ドコモの5Gサービスでは、2026年3月31日に終了を予定しているFOMA(3G)サービスが利用できない。

既に4G LTE(Xi)のネットワークが全国に張り巡らされているので、FOMAネットワークに繋がる機会は限定されているものの、iPhoneの旧機種では、3Gサービス非対応のネットワークでは動作しないなどのトラブルが発生している。

■ドコモの「5Gギガホ」をiPhone 8で使うと圏外になる
ドコモの「5Gギガホ」をiPhone 8で使うと圏外に

ドコモの動作確認結果によると、5GサービスのSIMカード + iPhoneの組み合わせでは、iPhone X以前のiPhoneでサービスが利用不可、iPhone XS/XR以降の機種で利用可。となっており、ドコモの新料金プランに位置づけされる「ahamo」についても同様となる可能性が高い。

■ドコモの5Gサービスで動作するiPhone
iPhone XR / XS / XS Max(2018年モデル)
iPhone 11 / 11 Pro / 11 Pro Max(2019年モデル)
iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max(2020年モデル)
iPhone SE(第2世代)

インタビューの内容から「ahamoだからiPhoneが使えない」と、ドコモ側での制限を行う可能性は低いものの、現時点で5Gサービスで利用できないiPhoneについては、ahamoでも同様に利用できない可能性が考えられるので「(ちょっと)古いiPhoneをahamoで使う」というパターンを検討中の場合、利用する端末とahamoの動作確認を待った方が良さそう。
※サービス開始までに、OS側またはネットワーク側での対応が行われることで、古いiPhoneでもahamoが使える可能性はある。

ahamoのWebサイトは以下にて。
ahamo | アハモ

掲載している内容は公開時点の情報です。Webサイトやサービスの内容変更などにより、情報が古くなっている場合もありますので、ご注意ください。
スポンサーリンク

運営者をフォローする