Twitterは、2023年1月19日付けで開発者向けの規約を更新し、Twitterのサードパーティ製アプリケーションの開発を禁止する方針を正式に明かした。
開発者向け規約については以下。
※2023年1月20日（金）09:00時点で、日本語ページには情報が無い。おそらく追って掲載されるものと思われる。
Developer Agreement – Twitter Developers | Twitter Developer Platform
II. Restrictions on Use of Licensed Materials
c) use or access the Licensed Materials to create or attempt to create a substitute or similar service or product to the Twitter Applications;
2023年1月13日（金）のお昼頃から、多数のサードパーティ製Twitterクライアントが利用できなくなるトラブルが発生した後、しばらくの間Twitterから正式なお知らせ・案内が掲載されずに、トラブルが解消しない事態が続いた。
Twitterはその後、開発者向けのアカウント（@TwitterDev）で、「APIルールを徹底するため、一部のアプリが利用できなくなる。」（意訳）とするツイートを投稿した。
Twitter is enforcing its long-standing API rules. That may result in some apps not working.
— Twitter Dev (@TwitterDev) January 17, 2023
今回の規約更新は、サードパーティ製のクライアントが多数利用できなくなったことに対して、Twitter側がその開発・提供を禁止する方針を改めて示したものと言える。
Twitterは、従来よりサードパーティ製のアプリを歓迎しない方針を示していたものの、これまで多数のサードパーティ製クライアントが開発されたことで利用者が拡大しプラットフォームが活性化してきたことを考えると、事前の通知などなどなしにサードパーティ製アプリの開発を一律で禁止するのは非常に残念。