1分15円、ドコモ・バイクシェアの新型電動モビリティが広島市で実証実験スタート

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ドコモ・バイクシェアは、2025年2月に発表した「新型電動モビリティ」を、広島市で実証実験として提供開始した。利用料金は1分あたり15円(1時間で900円)。

実証実験のスタートを記念し、5月7日までは初回ライド30分(450円相当)が無料になるキャンペーンが開催される。

■ドコモ・バイクシェアが広島市で「新型電動モビリティ」の実証実験を開始
ドコモ・バイクシェアが広島市で「新型電動モビリティ」の実証実験を開始

実証実験開始時の台数は100台で、ポートは35カ所。既に実施中の広島市シェアサイクル「ぴーすくる」のポートの一部を「新型電動モビリティ」で活用する。

■電動アシスト自転車とポートを共有する
電動アシスト自転車とポートを共有する

実証実験の概要

■実証実験期間
2025年4月8日(火)10:00 0 – 2025年9月30日(火)予定

■規模
台数:100台
ポート数:広島市内35カ所(ぴーすくるの一部ポート)
利用料金:1分あたり15円

■キャンペーン
2025年4月8日〜5月7日まで、初回ライド30分無料キャンペーンを実施する

■専用アプリ
http://docomo-cycle.jp/mobility_app

ドコモ・バイクシェアの新型電動モビリティは、特定小型原動機付自転車に分類される。法律上は16歳以上であれば運転免許不要で運転できるものの、ドコモ・バイクシェアでは安全を重視するため免許証の登録が必須としている。
※ただし、これは運転技術を担保する目的ではなく、交通ルール・マナーを理解していることを確認するのが目的なので、免許を受ける車両の区分については問われない

ドコモ・バイクシェアの新型電動モビリティで歩道走行ができない旨は、車体ステッカーでもアピールされている。

■「歩道走行できません」をアピールするステッカー
「歩道走行できません」をアピールするステッカー

■車両の基本スペック
型式:S-01 T-IS
モーター:定格出力 350W
サイズ:全長1,550✕全幅590✕ハンドル高さ1,160(ベル1,170)(mm)
バッテリー:48V 14,000mAh
重量:28.6kg
耐荷重:人+貨物=120kg
防水・防塵:IOT : IP67
バッテリー:IPX7
ウィンカー:ハンドル横。安全速度表示灯と兼用・音の発生あり
タイヤ:チューブタイヤ20×1.75インチ 空気圧前後440kPa
制動装置:前後ドラムブレーキ
ハブロック:タイヤの回転が1/4からでロックがかかる。常時ロックではない
サドル:地面から79cm~
シートポスト:メモリ及び数字の印字。サドルは限界値で車体から抜けない構造
貸し借り用QRコード:車体後方
モニター:受電残量(メモリ)と速度の表示のみ
航続距離:70km ※気温など走行条件によって異なる

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