AXGPやEMOBILE LTEに対応しているPocket WiFi『GL09P』におけるA回線(EMOBILE回線)とB回線(SoftBank回線)と通信量制限などなどの整理。
結論から言うと、A回線/B回線の整理は以下のようになる。
GL09PにおけるA回線/B回線の整理
A/B種別 | ネットワーク種別 | 通信量制限 | 通信速度制限 |
---|---|---|---|
B回線 | AXGP | 7GB/月 | 直近3日間(当日は含まない)のパケット通信量が839万パケット以上で制限 |
EMOBILE LTE | |||
ULTRA SPEED | |||
A回線 | EMOBILE G4 | 制限対象外 | 24時間毎のパケット通信量が300万パケットを超えた場合、当日21時から翌日2時の間に通信速度制限を実施する場合がある。 |
EMOBILE回線としてA回線になると思っていたEMOBILE LTEの通信が、B回線(SoftBank)に分類される。というのは意外だった。(イー・モバイルのサポート回答にて確認)
GL09Pの端末上の表示で『EMOBILE A』となるのが、3Gの接続時となっていたので不思議に思っていたけれど、EMOBILE LTEへの接続中は『A回線(EMOBILE回線)』になる。と思い込んでいたのが原因で、EMOBILE LTEで行われた通信については、B回線に分類されるサービス仕様となっている。
よって、『1ヶ月あたりの通信量が7GB/月を超えても通信量制限の対象外』となるのは、A回線である『EMOBILE G4』への接続中に限定され、この時の下り通信速度は最大で21Mbpsとなる。
ただ、付け加えておくと、7GB/月を超えた際に通信速度制限の対象にならなくても、GL09Pではそもそも接続するネットワークをユーザ側で選択できない仕様で、B回線(SoftBank回線)をメインに使う仕様となっているため、あまり実用的ではないというか、『7GB/月を超えたら制限を受ける。ただしEMOBILE回線接続中は例外』という程度に考えた方が良さそう(^ ^;
そんなわけで、イー・モバイル回線を『通信量制限が緩いので選んでいる』という方は、GL09Pに機種変更した場合、1ヶ月あたりの通信量が7GB/月で通信速度制限の対象となる。という点に注意。