飛行機が離発着中には『全ての電子機器の利用』が制限されているけれど、離発着中も『通信を行わない電子機器』の利用が可能になる方針であると報道されている。
The New York Timesによる記事(英語)は以下より。
F.A.A. Nears New Rules on Devices – NYTimes.com
機内での電子機器の利用制限の緩和については、2012年末の時点でFCC(米連邦通信委員会)からFAA(米連邦航空局)に対して、利用制限を緩和するべき。という提言が行われていた。
CNN.co.jp : 機内での携帯電話「使用解禁を」 米連邦通信委が提言
FCCからFAAへの提言の中で印象的だったのは『電子機器の利用制限緩和が米国の競争力強化に繋がる』ことが主張されていることで、競争力の強化を目的に、効果が不明確なルール(離発着中の電子機器の利用制限)の緩和をきっちりと検討していく。という考え方は正しいように思う。
FCCからFAAへの提言の内容については以下のように報道されている。
「携帯端末は私たちの日常生活の一部になっている」「友人や家族との連絡や、企業の生産性と効率性向上を助け、経済成長と米国の競争力強化を後押ししている」と強調した。米ニュースサイト「ザ・ヒル」が伝えた。
個人的にも飛行機を利用する機会が多くなったけれど、電子機器については離発着中に利用できないため、基本的に機内では本を読むか寝るか。という時間の使い方をすることが多かったけれど、離発着中を含めて電子機器が利用可能になるのであれば、機内での時間の過ごし方が変わってくるかも。
日本国内の航空会社各社が、規制の緩和を行うのは多少時間がかかるような気はするけれど、いずれは規制が緩和されていくことを期待したいなと(^ ^;