フィリピンに長期滞在するにあたって唯一不安があったのは『フィリピンのモバイル・インターネット環境が悪い』という点で、これは2013年3月にクラークを訪問した際に、現地のモバイル・インターネット回線を使って実感していたこと。
今回の滞在でも『SMARTプリペイドSIMでLTEが使えるようになるまで』は、モバイル・インターネット(3G)はもちろん、滞在している学校の固定回線を含めて、現地で快適に使える通信環境が無く、通信面についてはかなりストレスを感じていた。
ところが、SMARTのLTE対応のプリペイドSIMを現地で入手して使い始めてからは、通信環境が劇的に改善され、『現地のLTE回線で困ることが特に無い』という状態になった。
※あまり広いエリアでエリアを確認しているわけではないので、LTEの対応エリアが狭くて困る。というような問題は今後あるかも。
■フィリピンで使用しているLTE対応のプリペイドSIM(SMART)
SMARTのプリペイドSIMでLTEが利用可能になってからは、移動中の通信速度が劇的に改善ししているだけでなく、LTE回線を使ってMac OS Xのアップグレード(容量約6GB)を行うなど、LTE回線を固定回線代わりにも使えており、プリペイドSIMでLTEが利用可能になったことで、渡航前に抱いていた『現地での通信面での不安』が一掃された。
SMARTのLTEの通信速度は、屋外で通信状態が良ければ下り20Mbps程度の速度が出ており、今まで計測した中での最速は50Mbpsほど。移動中でも数Mpbs程度の速度が安定的に保たれており、LTE接続中は『通信速度が遅い』と感じることは特に無く、移動中を含めて快適な通信環境で使えている。
もともと、フィリピンでのモバイルインターネット環境については、過去の経験から『フィリピン滞在中はモバイルインターネットは使えないのと同じ』という程度に考えており、全く期待していなかっただけに、SMARTのLTEが利用可能になったことで劇的に変化した通信環境にはかなり驚いているし、同時に満足もしている(^ ^)
通信インフラは、メールやSNSなどのコミュニケーションをするために利用するのはもちろん、自分の場合は『Blogを書く』という行為もインターネット接続ができない環境では行えないし、通信速度が遅い場合は当然効率が大きく落ちることになってしまうので、非常に優先度が高い、重要なインフラ。
そのインフラが、期待を完全に裏切る形で快適に使えているのが嬉しいし、長期間滞在するにあたって、現地でインターネット使った行動が制限されない(少なくとも通信の面では)のは、本当にありがたいこと。
そんなわけで、セブ島で快適に使えるSMARTのLTEで通信をしながら、通信インフラの重要性を再認識している。