7月23日(水)より東京駅八重洲北口にオープンした『京成高速バスラウンジ』を写真でレポート。
京成高速バスラウンジは、京成バスの利用者向けのラウンジとなっており、東京駅 〜 成田空港の『東京シャトル』の他、京成バスの運行する高速バスの乗車券が購入できるほか、休憩に使えるベンチ、自動販売機、トイレなどの設備を備えている。利用料は無料で営業時間は4:00 〜 翌2:00となっており、深夜の東京シャトルの待ち時間などにも利用ができる。
と言うわけで、京成高速バスラウンジがどんな感じが見に行ったので写真で紹介。
まず困ったのは『場所が見つかりにくい』という点で、事前に地図を見ていた&京成バス利用でも何度も訪れていた場所だったにも関わらず、目的のラウンジは見つけやすい。とは言い難かった。
■京成高速バスラウンジ
■東京駅 八重洲北口から見るとココ
■地図
住所は『東京都中央区八重洲一丁目7番17号 八重洲ロータリービル1F・2F』で、八重洲北口からは見えにくく、八重洲中央口からの方が見つけやすいと思う。
■3番乗り場までは150m (荷物無しで移動して約2分ぐらい)
東京駅の八重洲北口から向かうと、成田空港方面のバスの発着場である京成バスの3番乗り場から逆の方向に移動するため、京成高速バスラウンジの場所を事前に知らない限り、移動中に京成高速バスラウンジが視界に入ることは無さそう。(このときは日中に訪問したので目立たず、深夜時間帯なら電気が点いていることで気付く可能性は…若干高いのかもしれない)
ラウンジは1Fと2Fにわかれており、1Fには券売機・自動販売機・荷物置き場が、2Fには化粧室とベンチ、簡易デスクが設定されている。
■ラウンジ2Fの様子(ベンチ)
■ラウンジ2Fの様子(デスク)
■ラウンジ2Fの様子(電源)
電源の使用可否については未確認。
2Fはデスクが2人分、ベンチは大人が使うと9人分ぐらいと、スペースは限られており、ラウンジは入った瞬間に『小さい』と感じるのではと思う。(実際、第一印象は『かなり狭い』という印象だった)
■1Fには荷物置き場もあり
1Fには荷物置き場があり、チェーン式のカギを閉めることができるものの、荷物の管理については自己責任にてとのこと。どうせなら有料のコインロッカーにしても良かったような気がするけれど、スペースの都合上難しかったのかも。荷物置き場は全部で12番までカギが用意されていた。(ので、収容可能数はその程度なのかなと思う)
■無料Wi-Fiも利用可能(1日30分まで)
■京成バスの乗車券
1Fに置かれている券売機にて、京成バスの乗車券が購入できる。
乗車券の有効期限は明記されていないものの『前売り券ではない』とのことで、例えば翌日の深夜便で成田空港に行くための乗車券を購入する。というような使い方をできない。
付け加えておくと、この券売機で乗車券を購入してもその時点でバスの座席を確保するものではないので『バスが満席の場合は乗車を保証できない』となっており、確実に指定の時間のバスに乗りたい場合は、事前にWebサイトから事前予約をしていた方がベター。
※この点は、予約システムを改善するなどして、発券時点で席を確保できないと安心できないような気がするのだけれど…。
京成高速バスの営業時間は4:00 〜 2:00となっているので、京成バスの深夜便に乗車する場合でも利用できるのは有り難いのだけれど、例えば事前予約をせずに当日の深夜便で成田空港へ行くためにラウンジの券売機で乗車券を購入しても、乗車する予定の便が満席になっていたら乗ることができない。というケースは発生する可能性はあるので、せっかくラウンジができても、事前予約なくバスに乗ろうとした場合は安心できないのではと思う。
施設の大きさから、それほど多くの人数が収容できる施設にはなっておらず『突貫で用意した』感は否めないものの、ダイヤ改正&増便に合わせて用意されたバスラウンジだけに、ラウンジでのチケット購入時点での座席保証や、ラウンジの収容人数拡大など、今後の改善に期待したいところ。