WiMAX 2+に対応するモバイルWi-Fiルータ『NAD11』用の互換バッテリをAmazonで購入したのでレビュー。
購入した商品は以下。バッテリ + 充電器 +収納用ケースのセットで約3,500円。
UQコミュニケーションズ モバイルルーター NAD11用電池パック+収納用ケース+充電器セット Wi-Fi WALKER WiMAX2+ 予備バッテリー+充電器セット
NAD11UAA |
正直に言えば、いわゆる『互換バッテリ』としては販売価格が高いので購入は迷ったけれど、Amazonでの販売元の『PowerOnStore』が販売する製品のレビューを見る限り、過去の製品に対する評価が高い。という点を信じて購入。
■NAD11用互換バッテリ
互換バッテリは3.8V/2100mAh/7.98Whとなっており、容量は正規バッテリと共通。
■正規バッテリと並べてみる
■端子部分(上が互換バッテリ)
NAD11向けに作られた(と思われる)互換バッテリは、端子の位置などもNAD11の正規バッテリとほぼ同じになっているので、NAD11で使うことができる『N-05E』向けのバッテリと比べて、バッテリを着脱する際に無理なく着脱できるので扱いすい。
■NAD11に装着した状態
NAD11用の互換バッテリで嬉しいのは充電器が付属していること。
通常、NAD11の充電は本体に装着した電池パックを充電するしか方法が無いので、予備用の電池パックがあったとしても、充電器が1つ(本体)しか無いと『使ってない方のバッテリを充電できない』という状態になり、使い勝手に難が残る点が充電器によって改善されている。
※ただし、充電器に電池パックを装着すると、右側がややはみ出すのは若干気になるところ。
■充電器に電池パックを装着
NAD11の連続通信時間はスペック上、WiMAX 2+接続で420分(7時間)/WiMAX接続で630分(10.5時間)となっており、特にWiMAX 2+接続の状態でまる一日使うには不安が残る。
⇒実際、自分が都内で使っても7時間前後でバッテリ残量がゼロになってしまうことが多く、WiMAXルータとして考えると、WM3800RやURoad-Aeroと同じ感覚で使うことができない。
予備バッテリを持つ以外に、モバイルバッテリーなどからNAD11を充電して使う。という使い方も可能ではあるけれど『バッテリを交換したらすぐに電池残量フルで使える』という状態の方がカンタンで、個人的には好み。
※モバイルバッテリーからの充電は、電池パック交換ができない機種で使う。というのがバランスの良い運用かなと思う。
NAD11用の純正バッテリと互換バッテリの電池の持ちは、体感で大きく変わるほどの違いは無く、連続通信時間についてはどちらも同程度(少なくともプラスマイナス5%の範囲)に収まっているように思う。
※具体的な連続通信時間の長さについては計測していないので、確認したら追記する予定。
そんなわけで、NAD11の連続通信時間の長さに不満を持っている方への選択肢として、何らかの方法で予備のバッテリを持っておくとWiMAX 2+の『容量無制限』(※契約から二年間)の特長がより活用できるのでオススメ。
本来であれば、純正バッテリをカンタンに買えるようになっていれば良いのだけれど、NAD11の純正バッテリはオプションとしての販売などがされていないため『オンラインでカンタンに購入』とはいかないのがユーザとしてはネック。(それができるようになっていればベストなんだけれども)