日本通信は、訪日外国人向けのプリペイドSIMカード『VISITOR SIM』を家電量販店などの店舗で販売する事を発表。取扱いは2014年12月25日から。
日本通信、世界中の訪日客に愛用されているVISITOR SIMを家電量販店で提供開始
日本通信株式会社(以下、「当社」という)は、外国から日本を訪れる人向けのプリペイドのSIMカード「b-mobile VISITOR SIM 1GB Prepaid」が、2014年12月25日(木)より、家電量販店などで購入可能となりますのでお知らせします。
日本通信の『VISITOR SIM』はデータ通信専用のプリペイドSIMカードで、データ通信量は1GBまで、利用期間が最大14日で価格は3,980円(税込)となる。現在のVISITOR SIMの販売価格(定価)は4,094円(税込)となっており、価格は12月24日より3,980円(税込)へと値下げが予定されている。
※VISITOR SIMの取扱いは『家電量販店など』とされているものの、取扱い予定の店舗詳細については不明。
VISITOR SIMを利用するにはパスポート情報の登録が必要となる。パスポート情報をオンラインで登録するための手続はAPN設定が正しく設定されていればVISITOR SIM自体で登録を行うことが可能とのことで、『プリペイドSIMのアクティベーションのために別途インターネット接続が必要』ということは無い。
VISITOR SIMを店舗で購入後、APN設定をすると利用開始手続き画面が表示されます。利用開始画面でパスポート情報を登録すると、5分後にインターネットにつながります。
訪日外国人向けのプリペイドSIMカードとしては、IIJ系の『Japan Travel SIM powered by IIJmio』、So-netの『So-net Prepaid LTE SIM』、U-mobile系の『JP SIM』、OCN モバイル ONEの『Prepaid SIM for JAPAN』など多数のサービスが提供されている。(MNOは全てdocomo)
『VISITOR SIM』以外に日本通信が訪日外国人向けに提供する商品としては『PAYG SIM』(音声サービス対応)があるものの、こちらはアクティベーションに際して入国時のスタンプやパスポート情報のアップロードが必要となる上に、登録手続が『24時間対応可能』とは明記されておらず、営業時間外の登録手続には時間がかかることがあり得るので、『パスポート情報のアップロードから5分でインターネットに繫がる』というのは、PAYG SIMと比べると手軽。
※但し、他社が提供しているデータ通信専用SIMではAPN設定だけでデータ通信が利用可能となるので、日本通信と比べるとより手軽。