関西国際空港のプリペイドSIM自動販売機を見て感じた課題

スポンサーリンク

関西国際空港に設置された、日本初のプリペイドSIMカードの自動販売機を見て思ったこと。

■関西国際空港 第一ターミナル 1Fに設置されているプリペイドSIMの自動販売機(日本初)
関空に設置されているプリペイドSIM自販機

販売している場所が解りにくい&気付きにくい

プリペイドSIMカードが自動販売機で販売されるのは日本で初めてで、2014年5月現在で設置されている空港は関西国際空港のみ。So-netのPrepaid LTE SIMは関西国際空港以外にも、成田空港や新千歳空港で販売はされるものの、自動販売機が設置されるのは関西国際空港のみ。

関西国際空港に設置されているSo-netのPrepaid LTEの自動販売機は、国際線の到着出口(北&南の両方)を出て、距離的にはすぐ近くにはあるものの、出口を出てからターミナルを出るまでの間に視線に自動販売機が入ることがないので、実際にはかなり『気付かれにくい』場所に設置されていたように感じた。

実際に現地に行ってみると解るけれど、空港に到着してから街中に出るまでに『関空でプリペイドSIMカードが販売されている』ことを気付かせる広告や告知などが一切無く、少なくとも、関西国際空港に設置されたSIMカードの自動販売機は『もともとプリペイドSIMカードが売っていることを知っている』状態でなければ、SIMカードを購入することは難しいかなと思う。
※いちおう、空港のインフォメーションカウンターなどでは自動販売機での販売が案内されたので、問い合わせをすれば気付くかもしれないけれど、わざわざ質問をする旅行者も、そんなに多くは無いように思う。

海外の空港では、到着ターミナルを出ると目の前にキャリアショップなどが設置されていてSIMカードを購入可能であることも珍しくは無く、外国人でもプリペイドSIMカードを購入することが容易である都市も多い。
※とは言え、『どこの都市でも外国人がカンタンにプリペイドSIMカードが入手可能』であったり『海外ではフリーのWi-Fiがどこにでもある』が事実とは思わない。

■バンコク スワンナプーム国際空港にあるDTACのカウンター
スワンナプーム国際空港 DTACのカウンター

SIMカードの販売価格が割高

Prepaid LTE SIMの販売価格は、100MB版が3,000円、500MBが5,000円となっており特にデータ通信量が多い場合は『気軽に購入出来る価格帯』であるとは言い難い。

海外向けにモバイルWi-Fiルータのレンタルサービスがあるように、日本国内でも国内で利用するためのモバイルWi-Fiルータのレンタルサービスが提供されており、料金はおおむね1,000円/日以下で利用することが可能。

通信可能な容量についても、プリペイドSIMほどの制限は無く気軽に利用することができるほか、日本国内で使用されている周波数や通信方式などへの対応についても心配する必要が無いので、サービスとしてはモバイルWi-Fiルータのレンタルの方が手軽に利用できる。

自分自身も、海外ではプリペイドSIMを購入したり、現地で使えるモバイルWi-Fiルータなどを購入することが多いので、日本でも訪日外国人向けに通信が気軽に利用できる環境が整って欲しい。と思ってはいるけれど、日本で販売されているプリペイドSIMカードの現状では『訪日外国人が気軽に利用できる』とは言い難いのが正直なところ。ただし、空港ターミナル内に自動販売機が設置されたのは日本で初めてで、従来と比べれば購入にあたってのハードルを大きく下げたことは事実という点を含めて、今後のサービス改善を期待したいところ。