ケイ・オプティコムの提供するMVNOサービス「mineo」は、mineoユーザ全員で余ったパケット通信量を分け合い・引き出しすることのできる「フリータンク」の引き出しに関するルール変更を発表。
新ルールではフリータンクへのパケット通信量のIN/OUTを集計し、フリータンクへのパケット通信量のINよりもOUTが多い(フリータンクからパケットをもらっているユーザ)は、パケット通信量の残量が1,000MB以上の場合はフリータンクから引き出しができなくなるほか、パケット通信量をOUTできる期間を毎月21日〜毎月末 → 毎月21日〜毎月末の1日前へ変更することを発表。変更は2017年2月より適用される。
マイネ王のスタッフブログによる告知は以下にて。
フリータンクのルール変更について | スタッフブログ | マイネ王
フリータンクからの引き出し条件変更・ルール以外の変更内容
■フリータンクからの引き出し条件
フリータンクへのパケット通信量の累計INが累計OUTより少ない場合(フリータンクからパケットをもらっている量の方が多い場合)、パケット通信量の引き出しが可能となるのはパケット通信量の残量が1,000MB(約1GB)以下の時のみ。
■パケット引き出し可能期間
変更前:毎月21日〜月末日
変更後:毎月21日〜月末日の1日前
※月末日にOUTするとパケット付与が翌月1日となり、通常契約分のパケット通信量付与と同タイミングで意味がないため。
■ルール変更以外の施策
・月末にフリータンクへのパケットINを促進するメール配信(希望者のみ)
・もっとカンタンにINできるような画面設計の検討
・毎月OUTのみを行っているユーザに対して契約容量の見直しを促進
今回のルール見直しは、2017年1月末に発生したフリータンクの容量枯渇危機を受けた対応。mineoでは、2017年1月24日の時点でフリータンクの容量が枯渇する可能性があり、2月上旬にはフリータンクの利用ルールを見直しすることをアナウンスしていた。
mineo 渋谷には「リアルフリータンク」も設置
今回のルール変更によって容量枯渇の危機を免れるフリータンクは、mineo 渋谷4Fにオープンした「マイネ王メンバー専用フロア」に「リアルフリータンク」とするフリータンクの様子をリアルタイムで確認できる装置を設置するなど、mineoサービスの中でも重要な位置づけであると考えられる。
■mineo 渋谷「リアルフリータンク」
東日本エリア初の旗艦店となる「mineo 渋谷」で新規契約時に契約事務手数料の節約&Amazonギフト券2,000円を受取(後日メールにて)する方法については以下エントリにて。