ドコモは、2019年2月20日よりSIMロック解除の対象となる機種(条件)を拡大。
従来は基本的に非対応だった、契約者本人以外が購入した端末(白ロムや中古端末)もSIMロック解除が可能になる。対象となる機種は2015年5月以降に発売された機種で、iPhoneで言うとiPhone 6s/6s Plus世代以降。
中古で購入された携帯電話機等の手続き | お客様サポート | NTTドコモ
中古で購入した端末のSIMロック解除には一定の条件があり、ネットワーク利用制限などの対象機種でないこと、ドコモショップなどで分割払いまたは端末購入サポートを適用しての購入から100日以上が経過していることが条件。
これらの条件は、不正な手段で購入された端末の代金が支払われずに、SIMロックを解除されて転売されることを防ぐことが目的と思われる。
受付条件
●ネットワーク利用制限、おまかせロック等、各種ロックがかかっていないこと。
※ネットワーク利用制限携帯電話確認サイトより、ネットワーク利用制限の対象電話機であるかをご確認いただけます。●中古で購入された携帯電話機等が、以下の条件に当てはまらないこと。
ドコモの販売店で分割払いで購入された日から100日経過していない場合。
端末購入サポートが適用された日から100日経過していない場合。
SIMロック解除の対象機種である、2015年5月以降に発売された機種を「My docomo」(ドコモオンライン手続)よりSIMロック解除しようとしたところ、端末製造番号(IMEI)を入力した後の画面で、エラーコードとして「44677」が表示された。
■エラーコード「44677」が表示される
このコードについて、ドコモに問合せてみたところ、モバイルWi-Fiルーターに関してはオンラインでのSIMロック解除が受付できず、ドコモショップでの手続が必要とのこと。
ドコモのSIMロック解除は、基本的にオンラインでは無料、ドコモショップでは3,000円(税別)の手数料が設定されているものの、注意事項として一部の機種はドコモショップでもSIMロック解除が無料になることが注記されている。
ドコモ ケータイ(iモード)/ドコモ らくらくホン/ドコモ キッズ・ジュニア(スマートフォン for ジュニア、キッズケータイF-03Jを除く)/データ通信商品(データカード・Wi-Fiルータ)は、手数料は無料となります。
おそらく、これらの機種はスマートフォンやタブレットのSIMロック解除と異なり、ユーザー自身(またはドコモショップ店頭)でSIMロック解除を完了させることができず、いちど端末メーカーなどなどに端末を送付→SIMロックを解除→返却の流れになることが予想される。
※実際に手続は申し込みできていないけれど、データ通信端末のSIMロック解除はドコモショップにて預かり対応となるのは従来からなので、おそらく変更が無いと思われる。
ドコモのSIMロック解除方法については以下エントリにて。
ドコモSIMロック解除は「ドコモオンライン手続き」から。手数料無料