iPhone SE(第2世代)は、従来モデルのiPhone SEやiPhone 8と異なり、国内モデルでも物理SIM(nanoSIM)とeSIMのデュアルSIM仕様を採用。2020年4月時点でホームボタンにTouch IDを搭載し、eSIMにも対応するiPhoneはiPhone SE(第2世代)のみ。
iPhone SEの正式な取扱通信事業者ではないものの、楽天モバイルのSIMカードを使ってiPhone SEで音声通話・データ通信・テザリングを利用することは可能。
※今後のOSアップデートや楽天モバイル側の仕様変更で利用できなくなる可能性はある点は注意。
■楽天モバイル(MNO)回線をiPhone SEで使う
また、楽天モバイルのウリのひとつである「Rakuten Link」はiOS向けにアプリケーションが提供されていないので、同アプリを使った国内無料通話などはiPhone SE(を含むiOSデバイス)では利用できない。
※2020年7月に提供開始。ただし、Android版と異なりビデオ通話など一部の機能には非対応。
前掲の通り「基本的には自己責任」になってしまうものの、SIMフリー仕様のiPhoneとの組み合わせで楽天モバイル回線を使う場合、楽天モバイルの回線側にも定期契約(いわゆる二年縛り)などは無く、必要なタイミングで通信事業者を乗り換えできるので、iPhone SE + 楽天モバイルの組み合わせでトラブルが発生した際のリスクはそれほど大きくは無い。
■「Rakuten UN-LIMIT」は定期契約の縛りなし
iPhone SE(第2世代)の本体単体をApple Store(や家電量販店)で購入して、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」で使う場合の本体代金&月額料金は以下。
iPhone SE(第2世代) + 楽天モバイル(MNO)の本体代金&月額料金
12カ月(1年間)利用の想定 | ||||
容量 | 本体代金 | 通信料 | 支払金額合計 | 1カ月あたり |
---|---|---|---|---|
64GB | 44,800円 | 0円 | 44,800円 | 3,733円 |
128GB | 49,800円 | 49,800円 | 4,150円 | |
256GB | 60,800円 | 60,800円 | 5,066円 | |
24カ月(2年間)利用の想定 | ||||
容量 | 本体代金 | 通信料 | 支払金額合計 | 1カ月あたり |
64GB | 44,800円 | 35,760円 | 80,560円 | 3,356円 |
128GB | 49,800円 | 85,560円 | 3,565円 | |
256GB | 60,800円 | 96,560円 | 4,023円 |
※本体価格および通信料は税別。
※Rakuten UN-LIMITは1年間無料で計算。
※Rakuten Linkを利用しない場合、音声通話は20円/30秒。SMSは3円/70文字。
※契約時の事務手数料(3,000円)や、オンライン契約によるポイント還元(3,300ポイント)等は考慮しない。
iPhone SE(第2世代)はApple Store(オンライン)で購入できるほか、楽天モバイルの回線についてもオンラインで申し込みが行えるので、基本的には全く外出をしなくてもiPhone SE(第2世代)と楽天モバイル回線を入手することは可能。
新型コロナウイルス感染症の拡大予防を目的にマスク着用が求められる中、マスクを装着していると認証できないFace IDに比べて、指紋認証のTouch IDはマスクの装着の影響を受けずに認証が行えるのも、このタイミングならではのメリットと言える。(実際、マスクをしながらFace ID認証ができないのはけっこうストレスを感じるので…。)
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」は、300万名を対象に月額料金(2,980円)を1年間無料にしているので、キャンペーン期間中(終了不明)に申込することをオススメ。
楽天モバイルのサービス詳細・申込は以下にて。
→スマホからの申込も可能。