関空第一ターミナル 国内線 到着ロビーでWiMAX端末のスピードテスト:WM3800Rが健闘

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関空第一ターミナルに宿泊したのでスピードテストを行ってみた。

■検証端末
・WM3800R(So-net WiMAX)
・URoad-Aero(DIS Mobile WiMAX)
・URoad-Home(DIS Mobile WiMAX)
・WL-330gE(関空の固定回線)

■計測環境
計測日 2013年4月23日(火)
計測時間 6:00 〜 6:20
計測PC MacBook Air 2012年モデル Core i7
計測地点 関西国際空港第一ターミナル 到着ロビー
計測サーバ Speedtest.net 東京サーバ

■関西国際空港 第一ターミナル 到着ロビー付近
0423_KIX_Terminal1.jpg

■下り通信速度
0423_Down.jpg

下り通信速度は、以下の結果に。

1位.WL-330gE / 16.57Mbps
2位.URoad-Home / 13.42Mbps
3位.WM3800R / 12.47Mbps
4位.URoad-Aero / 8.80Mbps

固定回線に繋がる『WL-330gE』が最も速い結果になったけれど、それに迫る形でURoad-HomeとWM3800Rが健闘している。

特に、ホーム用のルータであるURoad-Homeとモバイル向けに小型化されているWM3800Rの通信速度が大きく違わなかった(プロバイダが異なるけれど)というのは、WiMAX対応のモバイルWi-Fiルータとしてはかなり頑張ってるんじゃないかと思った。

■上り通信速度
0423_Up.jpg

上り通信速度は、以下の結果に。

1位.WL-330gE / 15.87Mbps
2位.WM3800R / 3.81Mbps
3位.URoad-Home / 3.30Mbps
4位.URoad-Aero / 1.82Mbps

上り通信速度は、固定回線に繋がるWL-330gEが最も速い結果に。

WiMAXルータの中では、意外にもURoad-HomeがWM3800Rに負けるという結果になった。

URoad-HomeとWM3800Rはプロバイダが異なることによって通信速度に差が出ている。ということも考えられるけれど、そうだとしてもWM3800Rの通信速度(実測値)がWM3600Rから改善されていることには間違いが無く、前モデルから小型化をしながら実測ベースでは通信速度が改善されているのには驚き。

URoad-Aeroについては、下りと同じくWM3800RやURoad-Homeと比べると通信速度はもう一つ。という感じの結果に。

■Ping応答速度
0423_Ping.jpg

PING応答速度は以下の順。

1位.WL-330gE / 25.3Mbps
2位.URoad-Aero / 82.3Mbps
3位.URoad-Home / 83.0Mbps
4位.WM3800R / 86.3Mbps

固定回線に接続されたWL-330gEが最も応答時間が短く、約25msだった。
2位 〜 4位のWiMAX端末については大きな差は無かった。

今回のスピードテストで意外だったのは、URoad-Homeに対してWM3800Rが大きく変わらない速度を記録したことで、プロバイダの違いこそあれど、WM3800Rの通信速度は前モデルであるWM3600Rから改善されており、最新端末であるURoad-Aeroと比べても優位であるだけでなく、据置タイプのルーターにも迫る結果となった(上り通信速度ではURoad-Homeよりも速い結果だった)

というわけで、自宅回線としてWiMAXを使う場合に、モバイルWi-Fiルータを選ぶのであれば、通信速度の面からWM3800Rが良さそう(^ ^)

反対に、URoad-Aeroの特長は連続通信時間が12時間である点があげられるので、モバイルでの連続通信時間を重視する場合はURoad-Aeroを、それ以外の端末の電池残量や通信状態のわかりやすさ、通信速度を重視する場合はWM3800Rを選ぶとよいのかなと。

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